津田さんの「ウェブで政治を動かす!」をつらつら読んでました。
なんとなーくだけど、エヴァンゲリオンの「序」みたいに「これって前フリだよね?」感が半端ない。相変わらずすごくちゃんと調査してるし、いろんな人のコメントもとってるんだけど。
なぜ前フリっぽいって感じたかって言うと、とにかく政治家として選挙に出て勝つ、そして政策を実現するという旧来の手法じゃないやり方でやろうとしてるのがわかっちゃうから。でもね、それをどうやってやるの?津田さん!っていうのが見えてこない。
どうやったら政治を、システムを、動かせるのか?政治家にならずに政策を論じ、それを動かそう、形にしよう、社会を変えていこう!っていう意図が見えてて、でもそれって今の時点(2012/12/12)での取りうる最善のアクションはこうやって本という形しておくことだよね。まさか12/16に選挙があるなんて書いてる時には思ってもみなかったんだろうけども。
本の中で紹介されているツイッターとかで炎上しちゃった政治家さんの事例を読むと、これからの政治家はメディアとして自分で発言できる、ツールに合わせて発言を調整できる、そういう資質が絶対に必要なんだぜ!っていう前提というか俺と一緒に活動しようと思ってる政治家はこれぐらいはできないとヤバイぜ!的な予防線に見えてきて仕方ないんだけど。まぁ、勘ぐり過ぎかなww
ということで例の武雄市の市長さんの事例がサラッとしか触れられてないのが実に絶妙な距離感で素晴らしい。
津田さんは議論だけじゃなくて実行したい、形になるものを手にしたいんだろうな、ということはよく分かりました。そうやって一歩づつ進んで行きましょう。これが序だとして次の展開がとっても気になるなぁ。+(0゚・∀・) + ワクテカ +しながら待ってます。
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