ルグインは、これが最初だったので。「ゲド戦記」は、図書館では借りられっぱなしなので読めてません。
始まりの場所 (海外SFノヴェルズ)で、なぜかAmazon.co.jpだとカバーが見られないので、USのサイトから検索。
これがAmazon ReaderによるFront Cover。英語のタイトルは、「The Beginning Place」。この表紙ほど、ガツンとしたファンタジーの冒険モノには思えなかったのになぁ。大体、いつも英語版だと余りにそれっぽ過ぎないかと。その辺、日本の出版社はセンスイイよなぁ。
ストーリーの舞台は、静かで穏やかな時間が流れている場所。林の奥に小川が流れていてちょっとしたイギリスの田園風景的。でも、暑くも無く寒くも無く時間が進まない。いつも、夕暮れでちょっと空が暮れかけているけど、決して夜にはならない秘密の場所。
そこで過ごす時間っていうのは、ストーリー的には前置きなんだろうけど、後半の怪物退治よりもずっと印象に残る。
怪物が、「母親」であることが途中で明らかになるのは、スゴク意味がある気がするんですけど、ちょっと読み返してみないとわからないなぁ。ということで、明後日からのSFO出張に持っていこうかな。
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