乱読ついでに「アディダス」を読む。昔から、サッカー小僧も陸上小僧も憧れのブランドだった。ちなみに野球少年はミズノね。
でも、結構高くて買えない。特にフランス製ってのはアディダスの中でも一目置かれる存在だったなぁ、なんて記憶が甦る。アディ・ダスラーからその息子に繋がってフランスアディダスが頑張ってた頃の影響なんだと初めて知った。フランス製のスタンスミスかっこよかったもんなぁ。あとタバコも。
ころころ変わる経営者、あまりに硬直化した管理方法、遅れに遅れたマーケティング。まぁ、アディダスが陥った穴は大きかったけど、何とか抜け切っていまや絶好調。でも、復活に関わったのが、元ナイキの幹部だったてのが面白い。
原宿に直営店があるプーマも絶好調に見えるけど、あれはダメらしい。なんと言っても「スポーツのための靴屋さん」から「ファッションメーカー」なってしまったから、だそうです。流行に流されるからだって。いいサンプルが、LAギアだそうで。確かに今のプーマはファッションだよなぁ。スポーツからは大分遠いところにいってしまったような。
「All Marketers are Liar」にも書いてあるけど、「Authentic」(真正)でなければダメっていうのは、こういう時にも利くのかしらん。ま、でも結局、アディ・ダスラーが築いた競技用のシューズの遺産というか資産が物凄く効いているわけで。結局、そういう資産の無かったリーボックは今やアディダスに買収。
世の中、浮き沈みは色々です。
出来れば、今度は「プーマ」の側からの反論を読んでみたい。
薄いので2日で読める。おススメ。
昔、読んだLVMHのブランド物語よりはず~~っとお間抜けな感じがしてほのぼのする。なんだろ、この違いは。
関係ないけどスニーカーでは、わたしはリーボックとニューバランスが好きでした。今ではめっきりスニーカーを履かなくなりましたが、最後に履いていたのは、ディーゼルでした。
投稿情報: nobuki | 2007/02/18 07:41