今、F1 Monacoを観ながら考えてる。何をかというとサッカーのこと。おいおい。
チーム全体が機能的に動かないと勝てない、というとこがF1もサッカーも似てる。でも、F1の場合、役割がハッキリしていてそういう意味ではF1は野球に近い?しかしあの2時間余りの緊張感は、野球にはないなぁ。
サッカーをお遊び以外にやったことが無く、しかも日韓共催のW CUPでもそんなに熱狂した訳でもない。サッカーというのはどうしてそんなに人を熱狂させるのか?そして、どうしてそんなに評論家が多いのか?www そんな素朴なギモンがわいてくるわけです。
そういう素人からみると最近のNumberでかなりの頻度で出現している「イビチャ・オシム」という監督、そしてその日本代表という仕事、そして当然だけど選手の記事を読むと、どうもサッカーというのはスポーツニュースで観るゴールシーン以外にも大事な仕事がイッパイあって、単にボールを持った人があの網のところに入れればイイ、という表面的事象を実現させるには、大変な努力が要るらしいというのがわかる。
しかもクラブでの戦いをやりながら、代表という肩書きでマゼコゼのチームを作らされて色んな国と色んな場所で戦いながら、4年に一度のW Cupを目指す。間にもさまざまな試合がある。こういうのは他のボール系スポーツでは例が無いと思う。しかも主要な選手の一部は海外のクラブに所属していたりする。つまりワンシーズンだけじゃなくて4年というスパンで勝つことを思い描いている。
他のビジネスとかに例えてみようと思ったけど、そりゃ無いなと思うぐらい複雑、しかもファンやサポーター、それからメディアのプレッシャーがモノスゴイ。こういう世界で生き抜いて行こうというのは、もう奇特としか言えない。それに現役限界年齢だって野球みたいに高くないし、「その後」を生きて行くのも大変だろう。
ホントにサッカーをするのが好きな人はずっとサッカーをやるんでしょう。友達とチーム作ったりして、あと少年サッカーのコーチとか。でも、そんなにやったこと無いのに「ジーコじゃだめだ」とか「オシムの戦略は・・・」とか語る人はきっと語ることが好きなんでしょうね。ま、政治に関してウダウダ言ってるのと同じかと。
それとサッカー選手は基本はクラブに所属している訳で、どんだけ日本代表になって試合があるとか言ってもやっぱりクラブの仕事を優先して欲しいなぁと思う。クラブで活躍してからこそ、代表の仕事が回ってくる。そういうものだよなと思う。だから、基本的にクラブのファンじゃなくて個々の選手のファンというのはきっとサッカーを見てるんじゃなくてその選手だけを見てるんだなと思う。つまり、試合全部を観ずにゴールシーンだけを観るにわかサッカーファンみたいに。
なんでこんなことをつらつらメモってるかというと、最新号のNumberの記事がとっても興味深かったから。
単純に面白いとか凄いとメモらないのは、かなりの内容は理解できなかったからwwww。
でもここだけは面白かったというNumberから拾ったオシム監督のコトバをメモとして残しておこう。
これからのサッカーというのはサッカーを経験してた人じゃなくて、まったくサッカーとは関わりなかった人のアイデアが、サッカーを変えるかもしれない。
全部の試合に勝とうとすると子供はサッカーをしなくなります。
どっちもなかなか含みのあるコトバだと思う。オシムさんというのは、これだけのことを言えるオッサンな訳で、それだけでももう少し注目していたいなぁ。
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