TSUTAYAに激積みの糸井重里さん監修(?)の「ゲドを読む」。
約200pの小さな本だけど、中沢新一さんの解説から河合隼雄先生の講演を収録したもの、対談など盛り沢山。
これ、ホントにタダでイイんかいなと言う内容だった。軽く読めるけどTwitterでメモメモしてたら、いい台詞山盛りだった。
以下参照。(ちなみに逆順)
- 世の中に片付くなんていうことはあり得ない 夏目漱石
- あるイデオロギーや宗教観を持って、それによって進めばこの世界が良くなるといったことは思えない 宮崎吾朗
- いまや科学技術の発達こそが悪魔の魔法のように世界を滅亡の淵に立たせている 佐藤忠男
- ディズニーは、すべての物語からメタファーの魔法を剥奪し、きわめてわかりやすい薄っぺらい物語に消化してしまう天才だ 中村うさぎ
- 子どもの本にかかわる人はうんと大人でうんと子どもでないといけない 瀬田貞二
- 外的に母は生きていても、内的に母は存在しないという人はたくさんある 河合隼雄
- 古典作品は、作者の個人性を超えた、人類の無意識からしか誕生しないのです。 中沢新一
いよいよ「ゲド戦記」全6巻読まないとヤバいなぁ。見事にこの宣伝にハマってるなぁ。映画はその次ね。
ちなみに真ん中の「K」は旧姓のKroeberだそうです。ず〜っと前から「K」は何だろうと思ってたのでそれがわかって良かった。
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