一層充実したT部長、もしくは今日の爆裂率直野郎。

久しぶりにASCIIなんてのを立ち読みした。で、特集はネットとテレビのこと。まぁ、色んな内容が有ったんだけど、日本テレビのT部長こと土屋さんのコメントが一番、率直で面白かった。日テレって正式名称は日本テレビ放送網株式会社っていうのね。

キンパツです。

一番、最初っから「一年半前に考えていたことは大抵間違えていた」だぁ！率直杉！

縦書きのYouTubeが違和感有りまくり。

下の文章は、「（ネットと融合すると）ドラマの中の女優が持ってるカバンが気になった時にすぐにネットでチェック出来て、買えるじゃない？それがいいんだよ。」という例の騒ぎの時のホリエモンのコメント、ネットとテレビが融合すると何がイイの？って質問への答ね、それに対して、そもそもドラマやってんのに「視聴者の意識がそれちゃうようなそんな番組はダメダメだぁ！」ってこと。

正し過ぎてグウの音が出ません。

あと、このコメント、日本の笑いのレベルの高さについて。

「日本ってやっぱり笑いのレベルが高いんですよ。例えば、「誰々っておもしろくないね」という風におもしろがるのって凄くないですか？」って、言えてるなぁ。そういうのは外人さんは１００年掛かっても到達出来ないことだろーなぁ。例の「右から左へ受け流す〜〜」の人だって「おもしろくないところがおもしろい」んだから。

そうです、その矛盾がキモです。

そして、最後のキメがこれ。

「たくさんの人たちが良いと言ったから良いものだという種類の話には否定的です。僕の感覚ではみんなが良いと言うものの先に本当におもしろいものはありません。」

だから、どんだけ本音だよ。

昔、聞いたセミナーで「テレビはこれまで何十年と視聴者を慣らしてきた、視聴者もテレビを育ててきた、だからネットがキタからって全然怖く有りません。何百もの番組をVODでいつでも視られるからってそんなのだれも視ない。だからあんたたち、せいぜいがんばんなさいね。ダメだと思うけど。」ってIT業界のお客に向かって言い切ってたもんなぁ。TV業界のひと。

とりあえず、テレビ屋さんという日々コンテンツのことだけを考えている人たちを無視してコンピュータ屋だのネット屋だのが「魅力あるキラーコンテンツ」なんてのをエラソーに言わない方がイイということだけはよくわかった。
他にも雑誌業界ってのもあるし。（と追加してみる）

Comments

[投稿情報: Zoker]

え～と、まだオープンになってないみたいだから言えない言えない家なき子。