2巻目を読み終わった。ここではゲドはメインじゃなくテナーがメイン。邪悪な名もなき者に仕える巫女として生きるテナーをゲドが解き放ち、再生するという話。
最後の方にあるこの一節が良かった。
彼女が今知り始めていたのは、自由の重さだった。自由は、それを担おうとする者にとって、実に重い荷物である。勝手のわからない大きな荷物である。それは、決して気楽なものではない。自由は与えられるものではなくて、選択すべきものであり、しかもその選択は、かならずしも容易なものではないのだ。坂道をのぼった先に光があることはわかっていても、重い荷を負った旅人は、ついにその坂道をのぼりきれずに終わるかもしれない。
段々面白くなってきた。
本を購入する前に、原作のあらすじをザッとPCで読んだのですがその壮大な奥深さに圧倒され、読むのを断念してしましました。簡単には語れない物語のような気がします・・・・。余談ですが、映画の「テルーの唄」に感動してなんて聡明な歌声なんだろうと、泣いちゃいました>(〃▽〃) 大自然(山とか草原とか)の中で、携帯でもいいからヘッドフォンでゆっくり聞いてみたいなと思います。読破!頑張って下さい。。。
投稿情報: atorakusion | 2008/03/06 01:06