「かくれオタク9割」って言う本を読んで、「もう9割なら”かくれ”じゃないよな」なんて思いつつ、しかしタイトルが良い、もう断然良いと思った。
書いてあることは、仕事や家庭だけじゃなくて「趣味」の世界というか趣味を軸にしたコミュニティとか価値観ってのを持っている女性たちの話。
ごくまっとうで普通に頷ける。ていうか、ここまで「わかってんよ!」的なことだけでもちゃんと文章で読むとなるほどねぇ、と思わせるところがまぁスゴイと言える。
もう女性がオタクであることは、メディアが取り上げるに値するほど珍しいことではなく、ごく当たり前のことになったのだ。
っていうところが全てを語っている気がする。ぶっちゃけていえば、仕事も大事、結婚もしたい時にする、でも趣味の世界もとっても大事、というごく普通の感覚。変に肩肘張ってない。
ということで「現代のF1層ってのはどーなっておるのか?」というマーケッター(って書くこと自体が恥ずかしいけど)は読んでおいた方がイイかもねぇ。なんとなくわかってることを確認出来る。
[いいですね]
投稿情報: ふろく | 2008/10/20 01:48