お昼休みなのでこの記事に反応してみる。
元DEC、元オラクル、で今は楽天でナニやってるのかはよくわかんないけど、とりあえず「アツいへべれけおじさん」こと、吉岡さんのボヤキ、題して、「勉強会の落とし穴」。
http://www.facebook.com/hyoshiok/posts/3448390287270
まぁ、内容は勉強会っていう昨今流行ってるイベントについての所感みたいな。で、自分でも過去に何度か勉強会を企画してみて、思ったことを書いてみる。
勉強会っていうのは、何かの問題に直面した時に「あ~、オレってわかってないなー、もっと勉強しないとマズイなー」というのが原初の衝動なわけで、以前に比べるとその衝動を実現する障壁は少なくなってる。ネットで探せるし、東京ならそれこそいっぱい開催されている。
ただ、吉岡さんが書いているように勉強会に出ることが目的化しちゃうとダメなのは実感として分かってるんじゃないかなぁ、みんな。だからと言ってちょっと仕事の合間に勉強したぐらいで、即「アタシ、Rubyバリバリなんです!」って言って会社辞めちゃうのもそら危なすぎる。
そういう意味で勉強会に出るだけじゃなくてちょっとジャンプをすることをお勧めしたいわけです。つまり、話を聴く側に居続けるんじゃなくて、話をする側、つまり教える側になってみる。
当然、その道何年のベテランさんにはかなわないけど、初心者なりに初心者に対して役に立つアドバイスも出来るだろうし、ある技術や話題の全部じゃなくても自分なりに消化した内容を人に説明してみると如何に分かってなかったか、穴が何処にあるのか、よくわかる。そう、教えようとすると自分が何を分かってるのか、自分の身になってるのか、がアカラサマになるよね。
だから、まずは小さい話題で自分が何を伝えられるのか、何を与えられるのか、にチャレンジする。そして教える側の苦労を知ってみる。できれば、イベントの運営のコツとか苦労とかも一緒にやってみる。
そうすると人が集まってある時間を共有するっていう体験を実現するのにいろんな苦労が有るのがわかる。そうするとねぇ、ドタキャンなんて出来なくなるのよ、マジで。
なので、「最近、勉強会、面白くねーなー」って人は自分で「じゃぁ、ちょっと何か喋ってみようかな?」って発想を変えてみるのをオススメします。ライトニングトークでもいいけど、もうちょっとまとまった時間で話をするほうがいいかなぁ。ライトニングトークって瞬間芸のワク化してるしね。
まぁ、そこで「何だ、こいつ、全然わかってないじゃん!」ってDisられても気にしない気にしない。あなたのことを気にかけてくれるから批評してくれるんだし。本当に何も評価されなかったら、そっちのほうが危ない。
そう、愛の反対側は憎悪じゃなくて無視だから。
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