もうね、プレス向けの新製品発表会の当日の夜にブロガー向け体験会やって、しかもその募集を当日の昼間の1時間限定にしてそれでも20名くらいガッツリ集まるんだからスゴい求心力です、EOS M。キヤノンさん初のミラーレス一眼の体験会に行って来ました。
EOSの冠を付けたのは伊達じゃない。なぜか?もうフツウ素人が分かりそうな部分のスペックだけ見たらKissとか完璧に喰われちゃっても仕方ない、でもEFレンズの沼にみんなで沈んでくれ!そうすればオレたちが作った意味がある!っていうぐらいの真剣さです、はい。
ポイントはこの3つって書いてあるけど、個人的には違った。
とにかくボディを一つしか出さないのはロックオンしてるエントリー層を迷わせないため。そしてイチオシのダブルズームレンズキット買え!と。とにかく買ってレンズの沼に逝けと。そういうメッセージを感じたの。だってEF-Mアダプタとスピードライトまでセットになってるんだから。
あと仮想ライバルであろうところのSONY NEXとガチンコであると思ったのは、持った感じが実に良く出来ていて触感とか色とか個人的にはこっちのがイイかなぁと思わせるところ。妙なスペックよりソッチのほうが大事。レンズとモニターとスピードライトを同じ光軸上に持って来ました!とかね。一個だけアレかなぁと思ったのは液晶モニターがチルトしない部分。NEXはいまや自分撮りが出来るもん。でも持った時の重さとか感触とか形状はNikon 1よりずっとシックリくる。
とか
はもうどうでもイイ(いや良くないけどww)
ターゲットはずばりココですよっと。
そしてそういう女子が一番気にかけてるのがコレ。つまり「ボケ」が撮れるか?なんですよ、と。
察するに、「ボケをつかったオサレ写真を撮りたい」「でも重くてデカイのはイヤ」→ミラーレス!
という層なんでしょうね、この辺は。そしてご丁寧にそういうコンデジ卒業女子をトレーニングするサービス(カメラ教室?)も始めますよってことらしい。実にキヤノンマーケティングさん、ソツがナイ。
実機はこんな感じ。まだメモリーカードで撮った写真を持ち帰れないのでホント感触しかココに書けないけど。
赤もいい色だったなぁ。レンズもこだわってデザインされててとても良い感じ。金属外装素晴らしい。
個人的にはこの白がとても良かった。白と黒のパーツがオサレ。シルバーとかは実にオジサン臭いんだけど。
なんたって初めからケースとかストラップも出来てるしw ちなみにストラップは専用の留め金なのでアクセサリーメーカーは真剣になって追いかけないとマズイかもよん。
これも興奮してて寄り過ぎのピンぼけだけど、白だけ電源スイッチが同じ白色なのね。こだわってる。
地味にタッチで降りるシャッターっていうのが素晴らしい出来でビックリした。これならファインダー要らないかもーって思った。でも明るいとこだと違うのかなぁ。
今回同時発売のレンズはパンケーキのほうがちょっとだけフォーカスが遅い気がした。ひょっとするとこういうのって発売までに直ったりするのかな?
テレビコマーシャルは木村カエラちゃんのコレが流れっぱなしなんでしょう、きっと。テレビ見ないから分かんないけどwww良い感じのカバーでした。
とてつもなく著作権料高そうだwww
そして宣伝に登場する男女のタレントさんはコレ。
とにかく最後発でHello!もないもんだと思ったけど、カエラちゃんの歌がとても良かったのでヨシとする。
ということでとにかくデジカメのエントリーユーザーはコレ買ってEFのレンズの沼(ただしライカとかそういうアブナイ変態底無し沼じゃなくて澄んだ底の浅い泉かな、EFレンズだけに。Everlasting Fountainとか言っちゃったりしてw)に来い!と。レンズ揃えてくれれば上にはミラーレスじゃない真性のマニアな沼が待ってますよと。とにかくそういう世界に来て欲しいという意志はシッカリ感じた製品でした。
発売は9月だし、それまで触れなそうなので今日触れたのは貴重かも。ということでみなさん、良い沼生活を。おしまい。
あぁ、書き忘れた。EOS Mの「M」も何千というデザインサンプルの中から選ばれたシッカリデザインされた字体である、と教えて頂きました。細部に拘るデザイナーさんの真骨頂を感じました。素晴らしい。
Amazonのアフィ追加。じ、じゅう、じゅうまんえんかぁ...結構するなぁ。(2012/7/24 7:01 追記)
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