なんとなく手にとって読んでみたら面白かった。
太陽をみつめて (新しいイギリスの小説)イギリスに暮らす一人の女性の一生を子どもころから100歳直前まで描いた物語なんだけど、後半に出てくる一人息子、グレゴリーの独白というかGPCと呼ばれるコンピュータシステムとの会話が面白い。Googleがもっと進化したらこれくらい出来るのかな。それともSiriかww
その会話の後でグレゴリーが母親ジーンと交わす会話、というか人生の問いがなかなか面白い。
「死は絶対か」
「宗教はナンセンスか」
自殺は容認されるか」
こういうことを自分に訊いてみるのもいいかもね。という味わい深い物語でした。そろそろ主人公ジーンのキモチ(どうやって死んでいくべきか?)が個人的に切実になってる今日この頃です、はい。
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