毎度のAMNさんのアレに応募して(今回はかなり招待に近い形式だったけど)、エプソンさんの新製品のブロガーミーティングに行ってきた。
今回はEP-805Aっていう家庭用インクジェットの新製品、前機種からはまったく設計をやり直してサイズを小さくしてみました!という渾身の一品。前機種からは40%容積削減だそうです。
サイズの違いはコレで。前の機種と横並び。
で、実は右の機種はモックでこうなってるわけで。
そう、前の機種(のモック)を持ち上げると新製品が出てくるっていうそういうビックリ的な見せ方。
この時はさすがに参加者の人も「おぉ~~~!!!」っていう歓声をあげてたww
で、これからこの機種をお借りして約3ヶ月のモニターが始まるわけですが、製品についてのモロモロはおいおい書くとして、今回はちょっと違う方向のハナシを書きます。
なにかというと「エラーメッセージ」のハナシ。今回の機種はタッチパネルの操作盤とか写真を印刷しようとしても違うサイズの紙を指定するとコレでいいですか?って一度白紙を出してくれるとかナカナカなインターフェースなわけですが。
プリンターっていう機械はウマく動いている時は本当に問題無くて、でも一旦何かが狂ってくる、歯車が噛み合わなくなってくる的におかしくなってくるともう何やってもうまくいかないっていう典型的な装置な気がしてまして。
そうするととにかくエラーのビープ音とかメッセージとかが途端に気に触るようになるわけです。トナーを替えても紙のセットをし直してもなんかエラーが出る。そういう経験ありませんか?私にはありますw
例えば、今回の機種もスキャナーの蓋を開けてると「ピーピーピー」っていうエラーのビープ音が鳴り響くわけです。ちょっと開けたぐらいでピーピー言うな!って思うのであります。
そして今回展示されていたこのハガキ大の紙専用のキーボード、モニター付きの写真プリンター。こいつにSDカード読み込ませて、さぁ、写真印刷してねー!って操作してみたら、さんざんガチャガチャ動いた挙句、「用紙がセットされていません」ってエラーメッセージを表示する。しかもとてつもなくそっけない文面で。
あ~、エラーメッセージの画面、写真に撮り忘れたw
つまり何かって言うと「液晶モニターもタッチパネルもあるんだから、もうちょっと「優しく伝える」っていう方向でインターフェースを作ってもらえませんか?という事です。
紙が無いなら、「紙をトレイに入れ忘れていませんか?ちょっと開けてみてみてくださいね!」ぐらいの優しさが必要なんじゃないだろうか?と。なぜかというと今回、このプリンターには無線での接続やらとてつもなくIT技術者にとってはアブナイ領域の機能が満載なわけで。スマホからも遠隔地のプリンターからの印刷とかメールを送って印刷とかもうなにがなにやら。
無線ルーターが無くても繋がるとか。
もう色んなデバイスが色んな風に繋がるわけです。そうするときっといろんなとこで「エラーです」っていうメッセージが出まくるんだろうなぁと。
いっそ、そういうエラーメッセージ系はオープンにしてエラーコードをキャッチするとそれに従って表示するテキストをハック出来るようにしたら面白いのかもしれない。あと自前のメッセージを出せるようにするとか。
「おじいちゃん、操作が分かんなかったら孫の光太郎に電話して!きっと直してくれるよ!」とか
「おばあちゃん、紙が無かったら印刷できないからね!紙は向かいの文房具屋さんで売ってるよ!」とかね。
ちょっと前にTwitterで見かけたコレ。
「祖母が携帯電話が着信したときの操作を覚えられないというので、「電話が鳴っています。電話機を開いて、黄色いボタンを押してください」と着信音に吹き込んだ母は天才だと思った。」元のTweet
これに通じる感覚ですね。
あとビープ音は有り無しだけじゃなくて携帯の着信音みたいにもう少し急かされない優しい感じの音にならないもんでしょうか?サティのジムノペディのイントロを着信音にしてる人からすると「何かに気付かせる」ための音としても携帯を見習う必要は十分にあるんじゃないかなぁと思った次第です。
ということで第1回目のレポートはこの辺で。
最近のコメント