Reason to be cheerful, part 3

シドニーで読んだ本たち。

日本からシドニーに持って行った本の感想をザクっと書いてみる。

まずは、「迷走する両立支援」。

迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ

萩原 久美子

いわゆる子を持つ母親を支援する現場の声を様々な角度からまとめたという本だけど、問題提起としてはすごく刺激的だった。特にアメリカで家族に優しい企業（というかこの場合組織になるんだけど）の例としてFBIと軍が挙げられていたのが象徴的。だいた政府が「もっとワークライフバランスを大切に！」とかいうなら、まず自分のとこからやれよ！っていう意味では、アメリカはすごくまっとうだと思うな。

この本、もう一回読んでみたい。

次は「脳の中の「わたし」」。

脳の中の「わたし」

坂井 克之

薄い本なのに結構知的好奇心がぐぉーって湧いてくる。脳で作られる「じぶん」という「人格」がいかに脳に騙されてるかというのを実験の例をもとに解説するという本。論点が昔、読んだこれにすごく似てる。

次は「欲望のゆくえ」。

欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち

香月 真理子

著者も子どもの頃に性的ないたずらをされた経験を持つ人で、どうしてそういうことをしてしまうひとが居るのか？を取材をもとに書いた本。幼児ポルノの単純所持を違法にするかどうか、みたいな話も出ててこれまたもう一度読み返したい本。

最後は、「校正のこころ」。

校正のこころ

大西 寿男

校正をするという仕事をかなり真剣に論じていてなんかちょっとスピリチュアルなニホイがして途中で嫌んなったｗ　ゴメンナサイ。でも、

常用漢字表は1945文字、人名用漢字別表と合わせて2928文字

っていう言わば、外人さんに「漢字ッテイッタイ何文字アルノデスカ？」みたいな時に使える基礎知識がゲットできてそれはそれで良かったような気がする。はい、それだけですね。

それにしてもシドニーに持って行くにはなんか似つかわしくない本ばっかだったけど、まぁそれなりに楽しめたのでよしとする。

シドニーの本屋に行ってみた。

シドニーで本屋に行ったらやっぱこの手のをみないと。ということで去年に引き続き今年もチェックしてみた。

AC:DCである。

EMINEMである。

Tom Pettyである

ABBAである。

最後のABBAはDVDですね。

でも実際に買ったのはこれ。ブラックスワンでお馴染みのニコラスタレブさんのお得2冊セット。でもきっと読み終わらない気がしてる。orz

お得かもしんないけど厚すぎる。

 

メッカの方角が分かるシールを見付けた。

シドニーのホテルで。メッカの方角がわかるシールです。ベッドサイドのテーブルの引き出しのなかにちゃん貼ってあったよん。

QIBLAH

最近は、携帯電話にもその方角と時間を表示出来るやつがあるらしい。さすが商売上手。

2010年の書初めのようなものをやってみた。

書初め的なものを12/26に行ったウルトラマンのイベントでやっつけたのでここにメモっておくことにする。

書初め的な何か。

コレ書くのを見てたら、ほとんど躊躇なくザザッと書いてるので、ソコに居た書道の先生が驚いてた。まぁ、毎日鉛筆で描いてますから慣れてますよ、ハイ。

RIPSTIK AIRというのを買いました。

年末年始のシドニー旅行ネタの一発目はこれかよ！ってことですが、しょうがない。

2009/12/26から2010/1/7までオーストラリアはシドニーに行っておりましてその写真とかをここに上げようと思ってます。

で、向こうのTargetっていうナンでも安い百貨店でこれを買いました。

RIPSTIK AIRを買いました。

向こうの公園でいわゆる中学生とか小学校高学年くらいの子どもたち（主に男の子）がスイスイとこれで滑ってるのをみて、思わず買ってしまった。だって楽しそうだったんだもん。

実際にやってみると「Ultimate Curving Machine」ってハコに書いてあるぐらいにグルグル曲るのね。でも最初はどうやったらイイのか分かんないので結構時間が掛かっちゃったよ。いまは未だ手を持ってあげてやっと直線を滑れるくらいかなぁ。お父さんのほうがずいぶん上手くなっちゃってるぞ！イイのか！8歳男子！www

ということでしばらくはこれで遊べそうです。

公式の乗り方ガイドはここから。http://www.ripstik.com/how-to-ride/

「バカ親、バカ教師にもほどがある」を読んだ。

元リクルートでいまは中学校の校長さんをやってる藤原さんと作家で子育て中の川端さんが一緒に書いた教育の本。

バカ親、バカ教師にもほどがある (PHP新書)

川端 裕人

 

実際には川端さんは合いの手を入れるぐらいで殆どが藤原さんの言いたいことが文章になってると思っていい。

具体例を挙げながら、最終的になんで親と教師がお互いのことを認められなくてオカシくなっていくかというのを考察するという感じ。

でも実際に言いたいことは、最後の章に書いてある

親を始めとする地域の人をいかに学校運営に関わらせるか？そのための具体的な手法は何か？

を提案したかったんだなという本であった。この手の新書にありがちな（といってもそんなに読んでないので他を知らないんだけど）分析〜考察で終わらないで具体的な提案があってこれを叩き台にすぐに自分たちで行動を起こせそうなところがスゴイなと思う。

なによりも教育には親、教師という縦と横の関係だけではなく、地域の大人たちとのコミュニケーションを通した「ナナメの関係」が必要というところがいま自分が思っていることとかなりシンクしていてびっくりした。というか普通に考えればわかることってことなのね。

ということでおバカな親がやらかすアホなできごとについて個々に校長さんとしてのコメントを入れつつ、最後にある提案をじゃぁ自分たちはどうするのか？ということを考えさせられた。いい本でした。

 

「嫌われ松子の一生」は濃い味付けのラブストーリーであった。

嫌われ松子の一生、凄かった。

松子が死ぬところから始まってぐっと遡って中谷美紀演じるところの松子の一生を振り返る、という筋だけど、なんといっても映像としての造り込みが凄まじい。照明というか色作りがシーン毎にはっきりしていて要所要所で露出オーバーなところとかも、暗い映画館で観る状況を考えるとインパクトありすぎ。

中谷美紀の例の顔もスゴイけど、市川実日子もカワイイなぁ。柴咲コウがチョイ役だったのが残念と言えば、残念。
メゾン・ド・ヒミコではとてもイイ演技してたけど、ここではホントにチョイ役。よくみると中谷美紀も市川実日子も柴咲コウも大体似たような顔だわ。

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

しかし、瑛太の人畜無害ぶりが配役としては合ってる。こういうのはプロデユーサーの腕の見せ所なんだろうか。

映画って愉しいなぁ。産業としての映画には生き残ってて欲しい。こういう「観る側を支配できるメディア」はそうはない。

ラブストーリー映画として当面、マイベストかも。

R画伯銀行券は100万円から。

今日のR画伯、100万円のお金を作ってみた。

100万円である。

思いついてiPhoneで撮ってみた。

これはKAPLA。橋も造れます。

六本木ヒルズの新しい店で見つけた。フランス生まれのKAPLA。

KAPLAスゲー！

ここまで作るのにどれだけ時間がかかるんだろう？

ついったー女子飲みをちょっとだけ覗いてみた。

ついこないだ、ついったーでかなり頻繁に＠（メールで言うところの返信ですね）をやりとりしているあまのゆかさんが東京に来ると言うのでお会いした。

アタマから東京タワーのゆかさん。

ヒルズから東京タワーをみてみる。

これまたついったー女子であるところのくーみんが接待というかついったー女子飲みをやると言う会場までエスコートをしたわけです。
とりあえずランデブー場所のミッドタウンはこんな感じでイルミネーション充になってるわけで。

ミッドタウンのLEDイルミネーションがナイス。

会場は、豚組しゃぶ庵というミッドタウンからちょっと外れたところにあるオサレな豚しゃぶ屋さん、豚組しゃぶ庵。

宴のまえの静けさ。

この後は、きっとものすごいタノシい宴会になったと思われますが、いわゆる女子飲みなのでオトコであるワタクシはご遠慮しました。

ということであまのゆかさんの写真を紹介したいがための記事でした。おしまい。

おまけ：

女子飲み 2009年11月21日