何度、読み返しても面白い司馬遼太郎の傑作。ただ、僕が持ってるのは古本屋で買った6冊セット。で、一冊の定価が450円、550円。ハードバックで。つまり、物凄く古いわけだ。
で、よ~く読むと活字が微妙にずれていたり、一文字横になっていたり、と本当に銅で出来た活字を組んで印刷してたというのが伺える。
あと、今の本の装丁よりもラフなペン画のような感じで好きです。
これ。「郎」の右下の人は、東郷提督ですね。日本海海戦の絵です。一日目が終わった後に靴の跡だけが、乾いていた、つまり海戦中一歩も動かなかったと。
しかし、司馬遼太郎という人は、明治維新直前ぐらいから日露戦争後辺りまでの時代と人間が好きでしょうがなかったんだろうなぁ。大村益次郎の「花神」とかも愛に溢れてるもんなぁ。
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