今日は、土曜日。天気もソコソコでお外にはこの陽気を楽しんでいるちびっこがイッパイ。お散歩も気持ちイイ。
なのに、明日が選挙ということで、
「○○○区のみなさま、地元出身の××△△でございます。明日の投票日に向けて最後のお願いにやって参りましたぁ!あとひといき、セイイッパイ戦っております!!」
って、うるさい。マジで。しかも、別にあんた、戦ってないから。
いわゆる、一般常識でいうと、「戦う」ってボクシングとかサッカーとか野球とかって相手が目の前に居て、
「お!なぐったな、こんにゃろ。こうしてやる〜」とか「あ、そこにくるか、じゃあこっちはこれで!」とかの相手に対して何かする、結果として相手を打ち負かす、というのが一般的な感覚なんじゃないか。
どうにも選挙というのは、最終的には票の数というもので勝った負けたが出るとはいえ、およそ一般常識的に見て戦いではないのではないか。同じ選挙区で定数以上の頭数から何人かがこぼれ落ちる。何とかそこに残りたい、というのが「選挙戦」という戦いなのであれば、
「おっ!だんな、どうしたんですか?こんなにお天気なのに。あら、タオル、持ってます?タオル。え、なんでタオルが要るんだって?いや、それはもうほら、だんな、水も滴るいいオトコってーのはだんなのためにあるコトバ。あ、お呼びでない。こりゃまた失礼いたしましたぁ!」
みたいな票もくれる相手をどれだけ持ち上げられるか?相手をどれだけ心地良くさせるか?という風に、客引きっぽくしてもらったほうがイイ。もしくは、
「みなさ〜ん、あのですね、いま、選挙カーでそこを通った□□さん。こういっちゃあなんですが、こないだまで駅前にいっつも自転車を放置してまして。ほら、証拠もここにあります。ね、そんな人にまかせられます?」
みたいに戦う相手をちゃんと特定して「戦って」欲しい。もっとマジメに言えば、どっかの広場にもで集まってキチンと「論戦」してほしい。そのほうがよっぽど投票のためにはなる。
どう見たって5歳のちびっこが「うるさ〜〜〜〜い」って言うぐらい不快なのにどうしてそれをやらないといけないのかと、ホントに問い詰めたい。そういう意味でもその時点、つまり政治家というキャリアが始まる時点で既に一般常識からは乖離している職業なんだろうなぁ。
あの騒音で回ってくるヤツは
・あの騒音をうるさいと思ったことがない
・あの騒音をカッコいいと思っている
・うるさかったことを忘れてる
のいずれかでしかないわけで、どれにしても地方政治を庶民に成り代わって行うべき感性を持った人物ではない、てのをわざわざ宣伝して回ってるんでしょう。
投稿情報: コーノ | 2007/04/22 01:24