2006年の第2回新潮エンターテイメント新人賞を受賞した「100万分の1の恋人」という小説を読んだ。
遺伝子による不治の病を1/2の確率で持っているかもしれない彼女と彼のラブストーリーって言ってしまえばそのままなんだけど、重要な場所として沖縄が出てくるのが全体の印象を明るいものにしてくれていて、救いがある。明るい太陽と青い海って無敵だな。読んだ後に透明な感覚が残るイイ物語だった。
結論も出ないし、そんなに大ドンデン返しも無いし、何が良かったって言うと「透き通った沖縄の海」の印象なのかなぁ。あんまりベタベタしない二人の描写がいい。Sexのシーンだってさら〜と書いてるし。
もしも映像化するならキッチリやって頂きたいと思います。ミサキ役は、綾瀬はるかでおながいします。
ハンチントン病で亡くなってしまうミサキの父親役は、泉谷しげるでwww。だって怒ってる顔が似合いそうなんだもん。
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