タイトルを「一層充実したイタリアオヤジ」にしようかと思ったけど、きょうは勘弁してやることにする。
元イタリアIBMの社員で20年も働いていたと言う小説家、映画監督、脚本家、役者と多才な著者による「秩序と無秩序にまつわるエッセイ」。う〜ん、なんだこれ?ってのもあるけど、結構、笑える。特にIBMを辞めて「オレは作家になる!」って決めて、同僚のところに挨拶に行ったら「ゴメン、これから販売会議なんだよ、じゃな」って軽くあしらわれて「おいおいおいおい、なんだよ、オレとハグも出来んのか!もういいよ、おめーらとは二度と会わねーから。オレはこれから自由に生きるんだ、会議ともネクタイともスーツともお別れだぜ!」
って気張って出版社に自分の本の打ち合わせに行ってみると、担当者が待っていて・・・
「はい、急いで4階の会議室に行ってください。これから販売会議ですから。」
って入ってみるとみんなスーツにネクタイで、ホワイトボードに「短期・中期・長期見通し」って書いてある、ってオチが面白い。(あ、ネタバレだ)
ちなみにこの人のサイトをみるとかな〜りしぶ〜いオヤジさんです。
ハナシは変わってフランスについて色々雑読して「おもれー国だなぁ」と思ったので、ちょっと調べてみようかと思ってる。でもイタリアもスゲー興味がある。なんでかって言うと「いい国」の基本は、「クルマが作れて酒が美味い」ことだと思ってるから。あと花屋がちゃんと有る国。そういう国(というか民族)は集団として成熟していると勝手に決めてる。
なのでイタリアもフランスも合格。ドイツは、クルマが良くても酒がねぇ。イギリスはクルマがちょっとヤバイ。酒もスコットランドとかアイルランドで大英帝国ではないし。
[いいですね]
一層充実した本日の手前ミソ。
塩野七生のエッセイも必読です。
投稿情報: コーノ | 2007/06/11 21:40
一層充実した手前ミソのおかげでイタリアからヴェトナム、イギリスまで読んじゃったじゃんか〜〜〜!
投稿情報: yasuyuki | 2007/06/12 01:55
[this is good] This answer, is matchless
投稿情報: Adolph Guinn | 2010/05/13 15:19