なんでそんなに面白くないのか？

もうすっかりハリウッドとはオサラバしたんだなと思うけど、とりあえず面白くなかった「マッチポイント」。

マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付)

とりあえず観てみたけど、何でだろうとギモンに思った。主人公のジョナサン・リース・マイヤーズがあんまり悪そうにも良さそうにも見えないとか、スカーレット・ヨハンソンがこれまた悪女っぽくないとか男を狂わせそうにないとか、色々あるんだろう。でも、昔のハナシで恐縮だけど、途中から「太陽がいっぱい」を思い出しちゃった。

Plein Soleil [1960]

この映画観た時に感じた「あ〜〜、やっぱりそーだよねー！でも、コイツにもう少し、ほんの少しだけでイイからいい思いさせてやりたいな」なんて感想が出て来ない。ふむ。きっとスカーレット・ヨハンソンと一緒に居る時の主人公があんまり楽しそうに、というか狂ってるように見えなかったのが、きっと大きいんだろうなぁ。

それ以上に、昔観た「Dear Frankie」でスゴくイイ感じのシングルマザーを演じたエミリー・モーティマーが出ててちょっと嬉しかったり。でも目の前の映画に出てる俳優みて前の作品を思い出させるようじゃダメだよなぁ。

テクニカルなハナシをすると、あのトリックで殺人が隠せるという前提がオカシイ。だって銃声丸ギコエじゃん。
一体ロンドンてどんなに危険なとこだよ！そういうところでも白けちゃうんだよなぁ。ウッディ・アレン先生、フツーにラブコメにしときゃよかったのに。

でもイギリスの金持ちはとんでもないらしいということは良く判った。

Comments

[投稿情報: はたちゃん]

この映画、評価がよかったので映画館に見に行きましたが・・・ｲﾏｲﾁでした。

すっきりしないですし、あとにもなーんも印象が残らない映画でした。

ウッディ・アレンの世界、私にはｲﾏｲﾁ理解できないのです

[投稿情報: yasuyuki]

いや、ホントにダメダメでしたねぇ。これがイイって言う人にどのヘンが？と訊いてみたい。