いや、もうね、180pの薄い本なんだけど、それ以上にフォントがデカクて隙間だらけで普通の新書モードならこの半分で済むんじゃないかと。
きっと言いたいことはシンプルかつ大書きしたいという現れですな。
フツーのマーケ本じゃ無いなと思うのは、一切、数字的な分析やらが出てこないところ。昔読んだ「All Marketers are Liars」でも言ってるんだけど、マーケティングはArtですから!ゲージツは爆発ですから!
てなことを声に出して言いたくなるほどに面白かった。
どんだけ対象を限定してアツくなれるか!それが今の製品企画とかのキモなんだろうなと思う。
ちなみに世界平和のための豆腐とは、そう「男前豆腐」のことだ。命名の由来が、「豆腐の重さで水切りできるような容器を作ってそれに豆腐を入れる。そうすれば機械で水切りする必要が無くなる」ということから、「この豆腐、『水もしたたるいい男』ってのにひっかけて「男前豆腐」でどうか!?」って自分で考えて仲間の前で爆笑した、というのが笑える。
こういうアツい人間からしか、出てこないものがイッパイあるんだ、というかアツくない人が製品企画とか製品開発をやると消費者はすぐ察知する、ってことかな。もう、賞味期限も材料もなにもかも疑ってしまうようなご時世だから。作ってる側もほとほと嫌気が差してるんだろうね。
ちなみに世界平和のための豆腐とは、そう「男前豆腐」のことだ。命名の由来が、「豆腐の重さで水切りできるような容器を作ってそれに豆腐を入れる。そうすれば機械で水切りする必要が無くなる」ということから、「この豆腐、『水もしたたるいい男』ってのにひっかけて「男前豆腐」でどうか!?」って自分で考えて仲間の前で爆笑した、というのが笑える。
こういうアツい人間からしか、出てこないものがイッパイあるんだ、というかアツくない人が製品企画とか製品開発をやると消費者はすぐ察知する、ってことかな。もう、賞味期限も材料もなにもかも疑ってしまうようなご時世だから。作ってる側もほとほと嫌気が差してるんだろうね。
20数年前、まだ「マーケティング」なんて言葉のない頃から「ユーザーの予想の範疇にあるもんこさえたってしょーがない、やりすぎないと」って考えてきてるし、当時からそのようなことを言ってる人は結構いっぱいいたと思うんですが、マーケティングに関する理屈やデータが溢れすぎたこの時代になってようやっと一回りしてきたって感じがします。もちろんヒットの裏には「そんなもん絶対売れねーよ」と言われつつ市場に出して「やっぱダメでした」ってもんの方が多数なんでしょうけど、勘とかアイディアはユーザーアンケートみたいなもんを眺めてたって鍛えらんないよ、とも思います。
投稿情報: コーノ | 2007/10/28 17:19
そうそう。成功の影に数えきれないほどの失敗があるんだけど、それはさ、言わない言わないってお約束で。
「お客様は神様」だけど、「スッゲーわがままで気まぐれで信用ならない」ってのは常識なわけで。つーことは、そんなの気にしないで好きにやれってことですね。>わかってんのか、自分。
投稿情報: yasuyuki | 2007/10/28 18:18
「好きにやっていい人」ってのもそう多くはないと思ったりしてます(ふふ)。「好きにやっていい人」ってたいがいどこかが壊れてるので場合によってはサポートも必要だったりすんじゃないかな。
投稿情報: コーノ | 2007/10/28 19:01