今週は、というか今回図書館で借りた本はどれもイマイチだったなぁと思い返してみて、それでもこれはまぁまぁだったと思ったのがこれ。
う〜んと、いわゆるディレクターという商売、そしてプランナーという商売のコツをシンプルにまとめた本と言えば、そのままであ〜る。さすがに広告代理店勤務の著者だけあって、ネタとなっている話題がスゴく広告的というか原材料すくなめ〜な感じ。勿論、コストは色々かかるんだとは思うんだけど、いわゆる製造業的なコストとかリスクの考え方はないなぁと。たしかにこういうネタだったら、色々アイデア出してこれとこれをこうしてでもこっちもすてがたいなぁ〜、でももうちっと揉んでおかないとクライアントからダメ出しされっぞ!みたいな呟きが聞こえて来そう。
でもさ、なぜだろう、とってもためになることをシンプルに、読んでる側の身に付きそうなくらいの丁寧さで書いてくれるんだけど、「ふ〜ん、そーなんだー(他人事)」って思っちゃうのは。要はヘソ曲がりで天の邪鬼ってことか。
とにかく昔からいわゆるビジネス書とか仕事に結びつきやすそうな本に徹底的に嫌悪感があるのは、潜在的に何かが有るに違いない。それを解き明かすのはそれはそれでコワイ気がする。
でも、世間に出たての新入社員に「企画を考えるってこうやるんだよ」って教えるには良いテキストだと思った。その文章からほのかに香る広告代理店臭さを差し引いても。
Web2.0がナンチャラとかマーケティングがドウチャラみたいな本て「ほら、偉い人の書いた本のここにもこう書いてあるでしょー!」ってアリバイに使うもんだからそれでいんぢゃね?
投稿情報: コーノ | 2007/11/17 03:49
なんか、3年ぐらい前に流行ったビジネス本が自分の本棚にあるって想像しただけで、サムイ。あ、普通は売っちゃうか捨てちゃうのか?みなさん、どうしてるんですかねぇ、買っちゃった人は。
投稿情報: yasuyuki | 2007/11/17 18:42