あいかわらずの高打率でいい本を翻訳してくれている金原端人さん翻訳の「シュワはここにいた」。
もうこんなに神経がざわざわするお話もないわぁ。なんか恥ずかしいような心配でしょうがないようなドキドキするような、なんつーか「これって青春?」的な落ち着かない感。んでもって、とりあえずエンディングはどうなっちゃうのか?という知りたいような知りたくないようなキモチがジゾクしたまま、最後まで突っ走る。
NY界隈の少年少女の世界はやっぱりきっついわぁと思う。そしてそんなんかで目立たない男の子っていうポジショニングで生きていくことを、ベタベタせずにこんなにドライに描ける作者の力を感じる。
目立たないし、かといって虐められるわけでもないという微妙な役とそれを観察する主人公の目線がとても良いなぁ。
こういうのを日本を舞台にして書いたら、どうなるんだろう。こんなにドライにはならないのかな。
NY界隈の少年少女の世界はやっぱりきっついわぁと思う。そしてそんなんかで目立たない男の子っていうポジショニングで生きていくことを、ベタベタせずにこんなにドライに描ける作者の力を感じる。
目立たないし、かといって虐められるわけでもないという微妙な役とそれを観察する主人公の目線がとても良いなぁ。
こういうのを日本を舞台にして書いたら、どうなるんだろう。こんなにドライにはならないのかな。
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