Reason to be cheerful, part 3: 2008年11 月

2008年11 月

2008/11/11

Vox Hunt:スパイ小説

スパイ小説で一番好きな本を紹介してください。

うん？　呼んだ？

スパイ小説っていうお題がちょっと旧いというかなんというか。よくあるソ連 vs アメリカ、イギリスって設定が既に現実のほうが小説を追い越しているっていう...。

でもこの三部作は、絶対に外せないって自分の「本」のとこからアイテムを入れようと思ったけど、既に１９ページもあるんで探すの諦めた。だいたい自分で追加した記憶が無いもんな。

で、新しく追加、と。

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫NV)

ジョンル・カレ

スクールボーイ閣下 (1979年) (Hayakawa novels)

ジョン・ル・カレ

スマイリーと仲間たち (1981年) (Hayakawa novels)

ジョン・ル・カレ

これぐらい苦み走ってて、手に汗握りつつ、でも決して派手な捕り物とかがあるわけじゃぁない、でも読後がスゴいカタルシス、というスパイモノの傑作の原形だと思う。ジョンルカレ先生の集大成じゃないかなぁ。「寒い国から帰ってきたスパイ」も「リトルドラマーガール」もいいけどね。

もう25年以上前の本なのね。歳取るわけだ。

人、組織、国を欺くのが仕事のスパイさんなのでお互いが同じ土俵というか同じ基準で戦わないと面白くない。だから、最近のスパイモノの「アラブvsアメリカというか西ヨーロッパ全般」が騙し騙されじゃなくて、シガニーvsエイリアンの異種格闘技になっちゃって面白くないんだな。

これはそんな中でも面白かった。

天使は容赦なく殺す

グレッグ・ルッカ

2008/11/11 0:11:10

2008/11/10

キース・リチャーズっぽいジョニーよりこっちがスキ。

「チャーリーとチョコレート工場」を観た。withoutsugarねーさんから借りたDVD。

チャーリーとチョコレート工場特別版

これは、あれだ。ジョニー・デップのカマっぽい顔と喋りを味わいつつ、ウンパルンパの歌と踊りとマンガチックなCGを楽しんで、フレディ・ハイモアのロンドンッ子ぽいセリフ回しに感心するって映画だ。

ま、つまり「だからなんだ！？」って言われても困る映画。最後のほうでジョニー・デップ演じるウィリーが父親と再会するとことかちょっとホロッとさせる部分はあっても、基本はぶっ飛んでる工場の中を楽しむことぐらいしか出来ない。

あと、「あぁ、クレジットみると確かにロンドンで作ったのね」って思わせるけど、そんなのもクレジットみるより、ティム・バートンってだけでもうある程度、予想できる雰囲気、かもしれない。あと、やっぱ音楽が秀逸。

冷静になってみるとジョニー・デップってのは、演技が上手いというか何でも出来るカメレオン的な魅力があるなぁ。

2008/11/10 0:06:47

2008/11/09

エンジニアはいつも冷静なイキモノです。

例の硫黄島の栗林中将の話から、こんなの見つけて読んじゃったんだけど、読み終わるのに結構時間がかかったのはなぜだろう。最近はなかなか本が読めませんねぇ。読書の秋なのに。

技術者たちの敗戦

前間孝則

概要は、この表紙のオビを読んでもらえばいいんだけど、敗戦から復興という辺りで、零戦とか新幹線とかレーダーとかに関わったエンジニアのおハナシ、である。
で、この著者のひとはズバリ、「NHKのプロジェクトXが嫌い」なんだと思った。よくわかる。

たんなる苦労話を盛り上げまくる、という風でもなく、淡々とエピソードを交えながら、主人公のエンジニアとその周りの状況を紹介する。そういう意味では、オビの「廃墟から立ち直ったのか？」はチカラ入り過ぎ。編集の方の苦労が忍ばれます。

エンジニアという人たちが敗戦という今までの常識が大転換するような、そしてアメリカという巨大な存在を前にしてどう振る舞ったのか、という疑問に答えてくれてて面白かった。

太平洋戦争っていうのは、つまるところ日本とアメリカの戦いだったわけで、資源とかモノの考え方とか、軍人とは違った見方でアメリカを捉えていたということが良く判る。まぁ、冷静にエンジニアの眼から見たら、そら勝てないわ、と。

お涙頂戴風な書き方とは大分違うドライな文章がイイ。この人のほかのも読んでみようかな。

2008/11/09 1:59:22

2008/11/06

おばままままままままま。

うん、世の中、なにやら「おばま」ってのが連呼されてるのに、ここいらはいつもの僻地っぷり。平和なもんです。

あ、褒めてますから。日本語Vox。

ということでお昼のチラシ裏メモ。

結構グッと来た英文の演説のリンクもメモる。ようつべも。

President-Elect Barack Obama in Chicago

2008/11/06 13:15:59

2008/11/04

六本木ヒルズのイルミネーション。

六本木ヒルズのクリスマスイルミネーションが始まった。今年で5周年？らしい。

蒼いのは勿論、青信号。

手ブレ補正がついてんのにワザとやってみた。F100fdｶﾜｲｿｽ。

光の壁と寒色光。

ヴィトンの光の壁に反射するイルミネーション。

なんでいつも白と蒼の寒色系なんだろうなぁ。まぁ、無機質な感じがヒルズには似合ってるとは思うけど。

2008/11/04 23:55:35

パコの映画も観てみた。

「パコと魔法の絵本」の小説のほうがスゴく良かったんで、映画も観てみようと思い立って、日曜日にwithoutsugarねーさん誘って行ってきた。ホントはあゆ母さんも誘ってたんだけど、予定が合わなかった。残念。

場所は新宿ピカデリーっていう新しい映画館。映画館と歯医者は新しいのに限るっていうのが定説だけど、あの狭い敷地に上手く建ってる気がする。

映画のほうは、ジワジワって眼から水が漏れてきて、真ん中ぐらいの例の「涙はですね、いっぱい泣けば止まるんです」ってくだりでは、どわーーーーっと出てきた。でもちゃんと大笑いとかクスっとか笑わせてくれて忙しいぞ、このやろう。

これ観て、役所広司さんってのはうめーなーとか、パコ役の女の子の可愛さは犯罪的とか、阿部サダヲサイコーとか、3D CGのキャラも良く出来てるとか、土屋アンナちょうカワイイとか、土屋アンナの子供の頃の映像の女の子もこれまたカワイイとか、細かい感想は一杯あるけど、まぁ、観れ。話はそれからだ。それと子供向きではないわな、これは。やっぱ毎日、大貫みたいに頑張ってる、でも、ちょっとキモチが弱ってる、ってひとにおススメ。

ちなみにもうすぐおわっちゃうとこばっかりなので、お早めに。上映館はこちら。

全体的に、よくある「小説は良かったけど、映画は別」っていうのはまったく当てはまらない。ある意味、ここまでCGで作り込んだのが正解。今だから出来た映画化って気がする。やっぱガマ王子のあの憎たらしい顔が大正解。

元は劇だったのね。しかも伊藤英明と長谷川京子ってキャスト。こっちも観てみたかった。maakoさんは観てたらしい。

それにしても阿部サダヲのタニシが可愛かった。あとヤゴも。

2008/11/04 1:20:05

2008/11/03

Inspiron mini 12はこのやろうなパソコンだった。

とりあえずお借りしたDELLさんのInspiron mini 12があまりに軽くて小さくて持ち歩きやすそうだったので、おそとに連れてってみた。

新宿伊勢丹前でmini12。

伊勢丹の看板が写ってる。

タリーズでまったりmini12。

うん、これはお似合い。

イセタンメンズでmini12。

あんまし入ったことが無いイケてるメンズが集まるお店、イセタンメンズに行ってカコイイ服とかをバックに写真を撮ろうとなんて思ったオレがバカだった。あまりの混みようにビビってます。

ヒルズの地下でmini12。

六本木ヒルズのエスカレータヨコのとこでもちょっと撮ってみた。

化けグモ前でmini12。

当然、例のタワーのヨコに有る化けグモのとこでも。

うひょータワーたけー。

タワーヨコのテラスでも。

テーブルの色と同化ちゅう。

昨日はVoxのご近所、withoutsugarねーさんちでこれまた最近ちょっとご近所のmaakoさんとグダグダ業界話ディナー。

ねーさんが絶賛料理ちゅうにこんなふうに撮ってみた。

HTMLタグでmini12。

「ねぇねぇ、このキーボード、どう？」ってmaakoさんに話を振ると、いきなり打った文章が<HTML>っておい！

んでもって「じゃぁ、アタシが試してあげる！！」ってねーさんに振ってみると

このやろうでmini12。

「デルのパソコンで打ってるんですけど打ちにくいですこのやろう
この、なんていうか、画面のテカテカ？ひかってると自分の顔が見えて恥ずかしいというか仕事してたらこれ見づらいよね。
みどり」

だそーで。

ということでいろんなとこでmini12を使ってみたけど、フタを閉じて、次に開けた時に復帰するのがスゴくおそいので、色んなとこで写真撮るのがとても恥ずかしかったよこのやろう。

でも、「美人は3日で厭きるけど、ブスは3日で慣れる」てなコトワザがあるけど、mini12も3日もすれば慣れんのかな。

バッテリーの持ちようとか使い勝手とかはまぁ、マジメな方におまかせするので、みなさん、よろしくお願いします。

さぁ、返すかな。

2008/11/03 14:37:38

2008/11/02

６０２

金曜日に昔の同僚、某D通テックさんで同じ職場だった知り合いのとこにちょっとお邪魔する。

会社名が、いまはいってるオフィスの部屋番号と同じでちょっとわらった。でも登記の日付が6/2だったってことでそれはそれで奇遇だなぁと。

六本木ヒルズのBABBIで買ったんだけど、お土産にでもしない限り買わないってほどのおネダン。一体誰が買うんだろう。
ひとつぶ換算で300円近くってオカシイって。

スピーカーはB&W。

ぶ、ぶ、ぶれてる。

ちょっと高めの天井に白い壁、白い床でオサレ。オンガクもかかってるし。みなさんの椅子もイイ感じ。

で、それから十番の韓国料理屋で飯食いながら、無駄話というか、「こーゆーのやりたいんだよねー」とか「へー、あのひとそんなかんじなんだー」とか。AMNの阪和さんの話も出てきて、え〜そこでつながりますか？！的な。なんか薄く細く繋がってる感。
こういうのをご縁っていうんかしらん。

で、大発見をした。

なんと、６０２さんには、欲しくて、でも高くて、つか、単純に手に入らない、まるでワシントン条約で保護されてんじゃねーか？と思われる例のTENORI-ONがあるらしい。

ということで、今度はTENORI-ONをさわりにまたお邪魔させてもらおうかなぁ。

2008/11/02 9:08:07