3周ぐらいの周回遅れで勝手に盛り上がっている「パトレイバー」ですが。
劇場版の1から3まで借りてみた。で、今日現在で1と2を観たので、感想をば。
1は、真夏の東京でパトレイバーのOSのプログラマーが何をとち狂ったのか、アヤシげなコードを仕込んだ上に自殺しちゃって、で、そのOSを搭載したレイバーが各地で暴走。やっと原因を突き止めたと思いきや、東京湾上の箱船と呼ばれる洋上工場に近付いてきた台風の強風で共鳴することで発生する超音波がキッカケに総暴走する、そんでその原因となる箱船をぶっ壊しながら暴走レイバーと戦う、っていう、まぁ、まとめると「あんた、それ、ちょっと無理あり過ぎwwww」みたいな筋書き。後半の箱船上の戦いそのものはなかなかだけど、必然性がちと希薄。なんでそーなんの?みたいな。
あぁ、そうですか、暴走しますか、防げませんか、わざわざレイバーで乗り込んでぶっ壊しますか、へぇ〜、みたいな。
で、2になると途端に真冬の東京で凍えながら、粛々と戦争というか内乱が進んで行く。レイバーが活躍する場面なんてホントにちょっとだけ。特に真ん中ぐらいで特車2課の基地にヘリがやってきて倉庫でじっとしているレイバーをバリバリとぶっ壊すとこなんてきっとファンには切なくてたまんないんじゃないか。で、最後の最後でやっと戦闘シーンが出てくるんだけど、まぁあっさり終わり過ぎなぐらい。
1からは大分成長したと言うか苦み走った男たちの物語なのね。つまり後藤とか柘植とかのオヤジがメインのハードボイルドなドラマ。これ、ある程度、年齢がいってないと判んないよなぁと。ここでは遊馬とか野明とかはホントオマケ。ギャグの要素が殆どない。
コーノねーさんが好きになるのはわかる。
あとコーノさんの言うように音楽も秀逸。こういうのを作るほうも作るほうだけど、Goサインを出すほうも大したもんだなぁ。できれば、コメンタリー付きで観てみたい。なんでコメンタリー付けないんだろうなぁ。
特に2はレイバーに感情移入させないという軸が徹底しているとこがスゴイ。他なる道具なんだぜ、みたいな。だいたい武器なんだから、壊れて当たり前だし。
結論、1は「?」だけど、2で見直した。これスゴイ。
さぁ、次は3だ。
パト3はねぇ、「それなんてアキラ?」なのでまぁ、適当に(アキラは見たよね?)。
で、お父さん、「鉄コン筋クリート」見たんだっけ?
投稿情報: コーノ | 2009/02/19 14:33
アキラね、観た観た。でもAKIRAはコミックのほうがナンボもイイ。
鉄コン筋クリート、去年の8月に観てエライ感動した。ねーさん、米くれてんのに!
3はねぇ、さっき観終わったけど、うん、やっぱ2が最高だわ。
投稿情報: yasuyuki | 2009/02/20 00:20