Geekなページのあきみちさんもタケルンバ卿も書いてた音楽ビジネスネタにちょっとだけのっかってみる。
最近、全然CD買わないなぁというのは個人的には実感としてスゴクあるんだけど、その理由は
- 店頭に行くのがめんどくさい。(行けば行ったでそれなりに楽しめるんだけど、行こうというキモチがない)
- 買ったCDがジャマ。(買ってもほとんどiPodに入れてお皿は不要。保管しても次に使う機会がない)
の二つで、新しい音楽を聴きたいという欲求そのものは衰えてないんですね。最初の「お店に行こうというキモチがない」っていうのはAmazonとかで「あ!この人の新譜出てたんだ!お!こんなのもあるのか!」っていういわゆるレコメンド的な連鎖反応がお店だと出来ないから。アルファベット順とかジャンル別とかだと色んな作品にフラフラ出来ないじゃない? もうカラダがクリックして彷徨う仕様になってんのね。
2番目の「ジャマ」ってのはまさしくその通りでCD自体はきっと二度と使わない。でも歌詞とかの付加価値はすごく欲しいんだけど、別にCDケースのサイズじゃなきゃいけないわけもない。こないだのジェリーゴッフィンとキャロルキングのCDなんて年表付きだから、これって情報としてスゴく価値が有る。でもCDケースに入った紙じゃ読みづらいだけ。
ということで買いたくないもんだから、必然的に図書館でCDを借りるということになる。ちなみに港区だと白金高輪の駅の上にある図書館がCDの数としては抜群に多い。田町にも青山一丁目にも麻布十番にも港区の図書館は有るんだけど、もう比べ物にならない。なので、いつも「何か新しい本無いかな〜♪」という時についでにCDもみるという具合。CDは本ほどには新作が入らないのでそこが不満。ちょっと話がズレた。
話を戻す。ということで「CDを買う」という行為がそもそももうやりたくない。ということは、作る側はネットを活用してコンテンツを直接売る形式に移行するか、ひたすらライブをやって寺銭を稼ぐかのどっちかだろう。買う側にとってみても、未発表曲を手に入れたり、別テイクがあったり、制作の時のエピソードを知れる、という意味でアーティストと直接繋がるメリットはとても大きい気がする。
VOCALOIDの例でもわかるようにネットとPCさえあれば音楽の制作から配信、動画での宣伝から決済に至るまで出来るようになったわけで、音楽を作れる人たちにとってはスゴく良い状況なんじゃないかと思う。
あとは、自分が感知しないところで2次利用された時にどうやってお金を回収するのか?の問題。いわゆるJASRACのおシゴト。
仮に、ホントに仮にだけど、楽曲自体はコピーフリーにしちゃったらどうなんだろうって思う。つまりビデオだろうが放送だろうが映画だろうが何にでも使ってくれと。ただし、毎月アーティストのところに$3づつ落としてくれれば、最新の作品や写真とか歌詞とかが手に入れられるよ!って。
毎月決まったお金を払うと新しい暗号が貰えて、アーティストのサイトにアクセスして付加情報が手に入る、って仕組みは作れないもんなのかな。毎月暗号が換わるんで、誰かに教えようと思ってもめんどくさいなって思わせられればOKじゃない?
曲自体がコピーされちゃうのはもう仕方ないとしてwww
ということでUSでは愛しの殿下がなにやら企んでるらしい。Princeみたいに色々イタイ目に遭ってる意識的なメジャーアーティストだけじゃなくて普通に色んな音楽家が直接オーディエンスに繋がれるとイイなと思う。そう、中学校のブラスバンドだってイイじゃん。親たちはちゃんと聴いてくれると思うよ。
なんか卿のリサーチキッチリの記事とかあきみちさんがヘビメタキッズだったタノシい話からは随分と遠い話になっちゃったなぁ。
まぁイイ、今年のモットーの通り、笑って許そう|許してってことでwww
[いいですね] というかアリですね。
ごもっともと言いたい私です。w
投稿情報: herorin | 2009/03/20 01:48
[いいですね] 僕もいいとおもいました。
作品そのものよりも、その人を「支援」ってモデルで毎月$3ってのが。
1発あてるモデルより、コツコツざぶとんつみかさねるモデルが普通になってきてますものね。
でも一方で、1発あてるっていうアメリカンドリームっぽさが、音楽らしさでもあるのでその要素はなにかで残したいところですよね。
あ、そうか、これって活動支援っていう意味ではオバマモデルなのですね。
投稿情報: ふろく | 2009/03/21 05:11