ペイパーポスト問題を考えつつ、Twitterの例の「オレがフォローしてたのがbotだった!」ってのから、色々考えてみるとTwitterって結構、ヤバイシステムな気がしてきた。
こんな筋書きが有りそうで怖い。
1)デジカメを売りたい会社(ここでは仮に「やすゆきカメラ」www)がTwitterでクチコミを作りたいと考えます。
2)「やすゆきカメラ」は、(ここでも仮に)「ツイッターバズ」という会社に依頼します。
3)「ツイッターバズ」のスタッフは、「デジカメ」もしくは固有の商品名でTwitterを検索します。
4) ある程度、デジカメに関して呟いているユーザー(仮に踏み台ユーザーと呼びます)を10人見付けたら、その書き込みをAPI経由でひたすら集めます。
5)ある程度、個々の呟きが集まったら、それを文章を変えずにDBにぶち込みます。ついでに踏み台ユーザーのフォロワーさんたちのユーザー情報も集めます。
6) さぁ、ここから「ツイッターバズ」社のジマンのbuzzbotの出番です。
7) Twitterのユーザー(botユーザー)を10コ作ります。それにDBから持ってきた踏み台ユーザーの過去の呟きをランダムに呟かせます。そしてランダムに踏み台ユーザーのフォロワーさんたちをフォローしていきます。
8) botユーザーの呟きにクライアントの宣伝になるような呟き、「やすゆきカメラのコレ、よかったよぉ! http://tinyurl.com/X?X?X?X」を複数用意してこいつもランダムに呟きます。URLは当然売りたい商品のURL。
9)この時点で数百の踏み台フォロワーさんたちは「botユーザーからフォローされました。〜〜〜」というメールを受け取っているので、その時点でその人のプロファイルとTimelineは一度は見られていると思われ、宣伝の呟きが視られていると言う風にツイッターバズの担当者さんはやすゆきカメラさんに報告が出来ます。
10) さて、更にそのbotユーザーをうかつにもフォローしてしまった踏み台フォロワーさんが居たとします。そうすると宣伝呟きを複数回視ていることになるので、やすゆきカメラさん、大喜び。
さらにリンクを辿って製品ページへの流入が始まれば、更に(゚Д゚)ウマー!!
ということでこの辺で「なんかこれ、botぢゃね?」って言う人が出てきます。その時はさっさとbotユーザーを削除して、7)からやり直します。
このシナリオのポイントは、Twitterの呟きならマンマコピーしてどっかで呟いてもそんなに違和感が無いこと、リアルに発生した呟きなのでbot臭さがないこと。SPAMメールとちがって、フォローされたら一度はbotユーザーのTimelineに来て確認するはずなので、その時点で宣伝呟きが視られていること。
こういうのってシステムさえ作っちゃえば、ほとんどお金が掛かんない。なので、「業界初のちょう低価格なバズマーケティング!!」とかってアンダーグラウンドで始まってそうなヨカン。最初の踏み台ユーザーを人手で集めるところがポイントかなぁ。
あ、別に推奨してませんからね、これwww こんなこともきっと出来るよねぇ、でもお金儲けしたいワルイひとはもっとちゃんと考えてるよねぇって単なる妄想です、はい。
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