あきみちさんのインターネット裏側本も良かったけど、これもなかなかだった。
「できるプログラマになる! ”伝える”技術 自分・コンピュータ・他人への説明力を磨け」
あ〜、タイトルが長い。マジで長すぎる。でも内容はすごく新鮮かつ簡潔で一日で読める。中身の濃さもまずまずだ。
技術一辺倒でもなく、でもライフハック的な薄っぺらさも無い。結構硬派な内容。プログラマだけじゃなく仕事をしている人間には過去はもちろんだけど、未来の自分だって他人なんだから、ちゃんと記録を、それもコンテキストのわかる情報を残そう、それをコードのカタチで、という辺りがホントにコードで飯食ってる感じがあった。あれ?この著者さん大学にお勤めでは?どうしてかなー?と思ったら、大手ゲーム会社でチーフプログラマをやってる山崎幸博さん(著者の中学の同級生)の経験則がしっかり入ってるってことなのか。
そういう意味ですごくリアリティがありまくり。プログラマはもう随分前に諦めちゃったけど、こうやってコードを書くのって老化防止とコミュニケーション力強化にはイイかも知んない。
ということでこれまたITの業界に居る人もこれからっていう学生さんにもオススメします。
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