えふしんさんのこの記事にちょっと反応してみる。
http://www.milkstand.net/fsgarage/archives/001760.html
フェイスブックが7億人ものソーシャルグラフを構築するのにやった手として、実名性やプロフィールで得た情報、友達の友達という友達関係(友達グラフって言うのかい?)を使った徹底的なフィルタリングシステムにある。
これによって、誰かと誰かが繋がれば繋がるほど、また誰かが繋がって行くという、素晴らしい仕組みを構築した。
Facebookがとにかく滞留時間を増やすために友だちのやってることを検知できるようにしたっていうのはEdgeRankっていう評価軸があることでもわかる。EdgeRankが高いと友だちに見付けられやすくなってさらにインタラクションが増えて(゚д゚)ウマーなわけです。ちなみにEdgeRankについてはこっちをどぞ。まぁ、写真の置き場にする、そしてタグ付けして友だちに知らせる、またまた滞留時間が増えて(゚д゚)ウマーな展開というのも実は見逃せないけど。
そしてそういう「良いユーザー、つまりFacebookで時間を潰してくれる人、が増えないとヤバイ」のは、そうしないと企業の広告担当が広告にお金を払ってくれないから。
で、なにに反応したかというと果たしてTwitterはFacebookのライバルなのか?というトコ。
ちなみにユーザー数に関してはこちらをどうぞ。
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2011/01/mixi-twitter-fa.html
えふしんさんも「ライバルはちがくね?」って思ってると思うけど、Facebookと違ってTwitterには滞留する場所がない。唯一の場所であるタイムラインはそれこそアマゾンの急流下りみたいにじっとしてられない。ほっとくと火事やら喧嘩やらデマやらいっぱい流れてくるしねw(そういう意味ではインダス川のが近いか。あ、インダス川には急流はない?まぁいい)
その一点でFacebookとTwitterを比べるのはかなり無理がある。Appleと連携したりしてiPhoneユーザーにはがっつり食い込もうとしてるのはわかるけど、それでも滞留できない。
ということで前にも書いた気がするけど、Twitterが滞留時間を延ばしてなんとなくFacebookっぽく、でも匿名性は保ったまま生き延びていくにはどうしたらいいのかな?と夢想するわけです。
やっぱMyPageしかないっしょ!と。自分でお気に入りのツイートや会話を保存したり、URLを置いておいたり、検索ワードや結果を保存したり、注目してるユーザーがふぁぼとかRTしたのが見れたり。そういう「流れない中洲」みたいなところを作る。これですよ。そしてそれを公開したり、プライベートに設定したり、オキニの人にだけ見せたり出来る。いまのリストの拡張とでも言いましょうか。ふぁぼったーとPaper.liとトゥギャッターのイイトコどりと言ってもいいかもしんない。あ、あとFacebookのクエスチョンもパクればイイと思うよ。
そしてその中州のページに広告の枠を作る。ちゃんとそのページの中身をPageRank的に解析して。そして誰がココをクリックしたか、RTしたかも見える。コレだよなぁ。ココはGoogleさんの力を借りればカンタンにできそうだし。コレと140文字を超えた時でもTwitLongerみたいに短縮してくれる。コレだけパクればもうカンペキ。TTP度最強。
ココまでやってなおかつ匿名をキープ出来たら、なんとかFacebookの様に収益も激増するかもしんない。と思うわけです。
ということでえふしんさんの記事にはあんまり関係ないところに反応してみた。
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