えxぺでなんども一緒に勉強会をやったGeekなぺーじのあきみちさんが書いた最新インターネット本、「インターネットのカタチ」。
こないだのInteropの会場で遭ったときに書影は見せてもらってたんだよね。で、さらっと話ししたときにこれは面白そうだと。献本してもらって読んでみたらもう止まらない。ケーブルの話からネットのトラブルの話、検閲の話から付録Aのツールの詳しい話まで。スゴイスゴイ。あきみちさんのブログのイイトコをざ〜っと纏めてもらったって感じ。3/11の話までビデオトラフィックのトコにちゃんと書いてある。いろんな角度からインターネットってところでナニ?っていう疑問にちゃんと答えてくれてる。
Akamaiのインターネットの裏側勉強会の時に知ることが出来たあの情報もしっかり入ってるけど、SSL通信やるときに必要なサーバーの証明書までキャッシュサーバーにあるとかはさすがに書いてないけどwコレはオフレコかなw←訂正。書くの忘れたそうです。しかもAkamaiのどっかにちゃんと公開されてるらしい。スゴイなぁ。
あと意外に知らなかったISP(というかASか)のピアリングのお金に関わる話が面白かったけど、ホントは書けないコトがいっぱいあるんだよねとは思った。
一番最後に書いてあるけど、公開されている情報、記事、プレスリリース、論文などなどの誰でもが手に入れられる情報だけで書いたんだなぁとスゴいこだわりを感じた。要はだれでもこういう情報は手に入れられるし、勉強出来ますよ、と。それって若い人にとってはすごいいい手掛かりなんだよね。ちゃんと付録Bにはリファレンスがしっかり載ってるしね。
ということでそういう自分でも調べてみようという人に対する優しさと「これ以上書いたらちょっとヤバいかも」という大人的な配慮もコミのとてもナイスな技術本でした。ネットがようわからん、というおじさんにこそ読んで欲しい。
著者、近影(わー、コレ書いてみたかった!)
なんか6/25現在、Amazonさんだと在庫が無いみたいですけど、よろしくですw
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