ちょっと自分なりにメモってみる。
いろんな所で今回のAmazonの新Kindle、特にカラーのAndroid端末であるところのFireについて「うわー!もう他のメーカーさん、死にそう!」とか「iPadは大丈夫か?」みたいな見方(←はCNETの記事)があるけど、実際にAmazonがやってるのって、
自身が持ってるECサイトの「POS端末としてのKindleを進化させただけ」なので他のAndroid TabletがどうとかiPadがどうとかは関係なくない?と思う。実際にKindleの出荷台数とかを発表しないのもそういう端末だけの台数比較が(Amazonの株主にとって)意味ないから。だから「台数を発表」よりも「電子書籍の売上が紙の書籍を超えた」のほうが大事なのです、きっと。
だとして、じゃぁ、AmazonがKindleにとってマジで「これはヤバイ!」って思わせるサービスと端末の組み合わせがあるとしたら、どういうの?という遊びをやってみる。
ハードメーカーが如何に高性能かつ低価格の端末を作ってもその上でお金を使わせることが出来なかったら意味が無い。ていうか売り切りならやる意味が無い。そうAmazonは考えてるフシがある。ということは端末から見える「情報」でお金を頂ければいいわけだ。一番単純に考えれば映画とかテレビのコンテンツ。でもどうせ観るなら自宅のデッカイテレビでみんなで観たいじゃないですか?それに著作権も面倒だし。音楽はiTunesだしね。
で、考えたのがテレビショッピング。そう日本が誇る長崎のジャパネットたかたさんですよ、奥さん。あのコンテンツが常時タブレットからアクセス出来て即買える。テレビみながら電話のキーパッド叩くという手間も無いし、何時でもプレイバックできる。過去の購買履歴からオススメも出来るし。そういうタブレット端末が1万円で出てきたらそらぁ、Amazonさんも身構えるんちゃいますかねぇ。まぁ、あの「あと30分、限定数50です!いますぐお電話を!」っていう切迫感が無いと無意味!っていう専門家さんにダメ出しされそうな気もするけどw
あとはBenesseさん。そうこどもチャレンジとかイヌとかネコのアレ。ヘンに毎月オマケ付けるよりは自分で選んで「あぁ、この付録もう一回欲しいなぁ」とか「こういうの作って!」とか出来たらいいんじゃないかなぁ。子どものテストとかもタブレット上で出来るし。
ということで日本伝統のモノ作り系の企業が売るシカケなしにKindleに挑んでもまぁ、ダメだよねっていう風に思います、はい。あとこれは当分Amazonさんは日本市場にはKindleは持ってこないと思うので、あくまでも妄想上のハナシではあります。
実際問題、日本の書籍の市場は連続で縮小状態にあるわけでこういうの見ちゃうとAmazonさんの様子見も様子見じゃなくて「もうだめぽ」なのかなぁと悲しくはなりますが、特に涙は出ません。
よくみたらURL、Typoしとるwハズカシイ。Kinde→Kindleですね、はい。
投稿情報: yasuyuki | 2011/10/03 23:31