相変わらず新潮文庫の在庫もイッパイあるんですけどね。
なんか、ふとしたことで奄美大島のことが気になってまして。そこでこんな本を図書館で借りてみた。
タイトルもズバリ、「奄美の島々の楽しみ方」。ページを開けて「はじめに」のセクションの第一行目が
奄美に関する本がない。
ですもん。続いて
旅行ガイドブックでの奄美の扱いは、種子島・屋久島のおまけか沖縄のおまけ程度だ。しかもどの本を見ても、同じ観光ポイントしか出ていない。
ですから。マジで憤っておられますな。つまり観光情報か専門書しかないというのがオカシイと。
ということで奄美大島とその周辺の島に関するトピックを様々な人ので目線で書いてもらいまとめたのがこの本。島の交通事情からマリンスポーツ、闘牛、島の方言、農業、植物、黒糖焼酎、伝統の大島紬、伝統行事から神事までそれはそれは幅広ーいネタを収めてある。しかもそれぞれが数ページ程度の分量で脚注が豊富なので迷子にならない。ナイスな構造です。
コレで大体の島の位置と特徴などなどを掴んでからそれぞれ興味のある部分を自分で調べてね、っていうことなんでしょう。そういう意味ではとても成功してる。はい、個人的にはということですけど。
ということで「いつか行ってみたい奄美の島々。」というメモでした。カラーの写真が中に無いのはきっとコストの関係だろうけどソコがちょっとだけ惜しい感じ。
その辺はこっちのブログを参照してくださいってことかな。この本の著者の一人、興 克樹さんのブログ。
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