なんというか、ユニクロさんが日本を代表する企業のひとつである、というのは否定しないし、むしろ褒め称えたい気分なんですけどね。
新しい銀座のユニクロさんに行ってみて、「あぁ、これは凄まじいばかりに最適化されてる。そしてそれがちゃんと効果出してる」って思ったんです。ただねぇ、なんか落ち着かないの。
如何にも「はいはい、こうやって各階に商品並べてやったからスグに買え!どんどん買え!」って急かされてるようで。子ども用の階に行ってみても確かに子どもが喜びそうなディスプレイがある。でも、それって子ども目線で作られてない気がする。
ま、子ども用の服を買うのは大人なので、それはスゴク正しいんだけども。
なんだろうなぁ、この疎外感。
何かスゴク計算し尽くされたシカケを目の当たりにした寂しさ、とでも言いましょうか。
こういうディスプレイもすごくお金も労力も掛かってるのは分かるんですけどねぇ。
Tシャツだってこういうディスプレイの方法は考えれば最適なのは分かるんです。
PeanutsのTシャツをココまで安く大量に売りさばけるのは今ならユニクロさんしかいないっていうのもね。
なぁんか、あまりに最適化され過ぎてて取り付くしまが無いというかホッとできないというか。
お店で物を買うっていう体験を再定義というか作りなおそうとしてるのかもしれない。というか今のユニクロさんの発想に自分が追いついてないということなのかも。余りにスッキリし過ぎてて自分には合わない落ち着かない構造だなぁという単なる愚痴ですね、はい。
でも12階ものフロアを構成してあの立地で商売出来るって洋服売りには夢なんだろうなぁ。ウラのビルとも繋がってるしね。ちなみに子ども用の服はキャパに比べてバリエーションが少ない気がしました。この辺のバランスが効率と最適化のギリギリの線なのかも。
あと一階がホントにエントランスでしかないところがスゴイ。これから変わるのかもしれないけど。
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