すまん、無謀な例えというか手抜きだってことはわかってるんだ。でも、この間のスゴ本オフ「戦争」で読んでみたかったのにゲット出来なかった「スカイ・クロラ」を読んでみたら、
「あぁ、これは『バナナフィッシュにうってつけな日』を「エンダーのゲーム」的にスゴク優しく展開してみた「わたしを離さないで」なんだなぁ」
という、著者が読んだらアタマから湯気が出そうな感想を抱いちゃったのよ。
で、この本の各章の冒頭に引用があって、それが新潮文庫版の「ナイン・ストーリーズ」の文章からなのね。こんどのスゴ本オフ、「新潮文庫シバリの会」にドンピシャだったので「スカイ・クロラ」→「ナイン・ストーリーズ」というハシゴをしてる。
ナイン・ストーリーズって久しぶりに読んでみたら、マジで死と喪失の物語なのね。若い時に「フラニーとゾーイー」でグラース一家のハナシを追いかけ始めた人としては「フラニーとゾーイー」は再生の物語で「ナイン・ストーリーズ」は死と喪失の物語だった。これだけわかったのも新潮文庫さんのお陰だ。ありがとう(違
ということで今度のスゴ本オフ「新潮文庫シバリ」に持っていく本の一冊が決まりました。
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