AMN主催のイベントに応募してフレックスジャパンさんという老舗のシャツメーカーさんの新製品、節電シャツっつーか横文字系でいうとハイブリッドセンサーという素材を使った、IT業界ならセキュリティ関係の製品ですか!っていう名前のシャツを体験してみた。
なんでもサッカーとかゴルフとかのスポーツ衣料に使うような素材を使ってビジネス用のいわゆるワイシャツを作ってみた!というのが能書き。なんたって素材がポリエステル100%ですから。そんでもって高機能なんですから。やっぱりセキュリティっぽいww
で、当日は素材の機能(とにかく吸水性と通気性がべらぼうに高い)とかしわになりにくい特性とかを聞きつつも「これは使ってみないとわかんないわー」ということで一回洗ってから着てみた。
いわゆる綿100%のシャツと比べると「軽い」ことと「柔らかい」ことが全く違う。つまりハイブリッドセンサーのシャツに比べると綿100%は圧倒的に重くて硬く感じる。そして形状記憶というか形態安定加工の綿ポリのシャツに比べてもずっと柔らかいのね。表面があんまりパリパリしてない。ちょっと肌に絡みつく感じ。静電気のせいかな?
でも柔らかいけど襟とか袖口とかはパリっとしてて如何にも加工をしてますよ、というのがわかる。でも身頃とか袖(肘のあたり)はヤワヤワ。なのにパリっとしてる。
そう、言ってみれば高機能なのに妙に愛想が良い。シッカリしてるのに優しい。いわゆるツンデレです、はい。で、洗ってみてもあっという間に乾いちゃう。特に平織りのほうじゃなくて織物のほう、ニット織りのほうはマジでヤワヤワで肌触りが抜群に気持ちがいい。
ただ、当日、中の人も説明してくれたけど、シャツはシャツでとてもいいんだけど(皺にならないとか汗ジミが目立たないとかストレッチとか)同じ素材で作ったジャケットのほうが個人的には好印象。
これが同じハイブリッドセンサーで作られたジャケット。裏地無しでパリッとしてて軽くて柔らかい。
なぜかって言うと軽くてシワにもならないし、なんたって汗かいても家庭用の洗濯機でじゃんじゃん洗えるのだ。夏のビジネスシーンでジャケットを羽織らないといけない状況にはピッタリかも。昨今の東京の高温多湿な夏には役に立ちそうだなぁと感心したのです。
でもよくよく考えたらポリエステルで発色もイイし、ガンガン洗っても色褪せしないんだったら女性用のジャケットとか意外とアロハとかでもイイのかも。とにかく軽くて皺にならないので動きが楽だし、活動的な人にはピッタリ。
これが着たところ。
裏地も肩の芯も無いからとっても着心地が軽くてヨロシイ。値段は1万円くらいだった。もっとお高いのもありましたけども。
あと、メーカーさんなので最近の流行の直販サイトを持ってるのね。ソコの説明をとても力を入れてやってくれた。
サイトはココね。http://www.plateau-web.jp/SHOP/g9022/list.html (これはメンズの節電シャツのURL)
初回だけサイズを試すサンプルを無料でくれるとか3千円以上で送料無料とか10日以内で返品無料とかなんか色々スゴイ。でもあの日、品物に触れながら熱く語ってくれたあの感覚が無いと「おぉ!これは買わないと!」ってあんまり思えないのがなんかちょっとつらいです。
やっぱりシャツっていう衣料は首廻りのサイズとか袖の長さとか色とか柄とかとにかく変数が多過ぎてネット販売には不利だなぁと思わざるをえない。でも売れてからオーダーメイド出来るので店頭に在庫置くよりはずっと効率的。ネット販売で売るべき商品なのね。
あとフレックスジャパンさんというのが会社名でWeb店舗がプラトウで素材がハイブリッドセンサーでシャツのブランドが軽井沢シャツなのに今回のは節電シャツってなんか「名前」が有り過ぎる。服飾業界のブランディングはシロウトには難し過ぎw こういうのもちょっと敬遠しちゃう部分なのかなぁ。ユニクロ的にもっと無機質にフラットにしてもらったほうがヨロシイような気もする。まぁ、ユニクロのひとはあんまり衣料好きじゃない気もするけど。
日本人同士なんだからヘンに横文字使わなくてもって思うのはメーカーさんのハナシを聞いちゃったのがいけないのかな。こんど、BEAMSのひとに訊いてみようそうしよう。
フレックスジャパンさんの皆さんは根っからの服好きとお見受けしました。やっぱり皆さん、熱かった。ということで節電シャツはとてつもなく高機能なツンデレシャツであった。こういう日本で開発された素材が形になってるのは良いことだなぁと思う。中国でも売ってるみたいだしね。
ということで節電シャツことツンデレシャツのレポートはおしまい。
最近のコメント