ちゃんと劇場で観ようと思ってて忘れててDVDで借りようと思っててそれも忘れててなぜかうちのHDDレコーダーに入ってたNHK BSの録画で「かいじゅうたちのいるところ」を観た。
再生し始めてから「あれ?これ英語音声に出来ない!」って思ったけどもう遅い。仕方なしに日本語吹き替え版で観終えた。
う〜ん、8歳の少年ってこんなに幼い喋り方なのかなぁと思いつつ、でもちゃんとヨット操ってるしなー、というのが観終えた直後の感想。ちょっと微妙。ヨットで〜ってところは原作にはないんだよね?島に行くっていう空想を表現するにはああするしか無かったんだろうけども。やっぱ英語音声+字幕で観たかった。でも表情だけみてるとこの主人公の子、すごいイイ味出してる。そんでもってキャロルの相手のKWが妙に女っぽいと思ったら声は永作博美さんかぁ。声だけだと随分と色気たっぷりなキャラになっちゃうのね。もうそういうお歳ですかそうですか。
映画そのものはファンタジーとしてすごく良く出来てて、ヘンに帳尻合わせしないで男の子の空想の世界をそのまま実写化したっていう、そういう映画ですね。ちゃんと最後のオチもドラマチックじゃない方向で終わってるのが素晴らしい。ヘンにマックスに説明させないのがとてもヨロシイ。スパイク・ジョーンズわかってる。
あとかいじゅうたちがとってもセサミストリートっぽいって思ったら、やってるのはJim Hensonっていうセサミストリートのアレを作ってる事務所の仕事だった。道理で顔やら体型がそれっぽいと思ったよ。てか中学校の頃にセサミストリートで英語を覚えたワタクシとしては懐かしすぎた。
しかしNHKのBSはちゃんと最後のクレジットまで流してくれるのがエラい。あそこをちゃんと流して貰わないとクレジットを読む楽しみが減るじゃん。そこんとここのままでお願いします。その辺をカットする民放BS局は猛省してほしい。ま、映画は途中でCM挟んじゃいけないので個人的にはNHK一択なんだけども。
原作でもヨットに乗って島にたどり着きますよ。
投稿情報: HIRO | 2012/05/09 19:18