まぁ、そんなに人となりを詳しく知らないとイケないわけでもないんですがね。
ロバート・キャパっていう写真家の本を読んでる。というか写真を眺めながら文章を読んでるっていうほうが正しい。
実はユダヤ系ハンガリー人で本名はエンドレ・エルネー・フリードマンだったとか。すっかりフランス人だとばっかり思ってた。違うのね。
あとこんなことも。
キャパはその経歴の中でたびたび子どもたちの顔にこだわっている。1991年にキャパと子どもたちについての著作、「戦争・平和・子どもたち」を出版したリチャード・ウィーランはそれが彼の仕事の「メインテーマ」だったのだと考えている。
で、こんな写真を1936年にスペインのマドリードで撮ってる。
いやいや、すみません無断コピーで。しかし有名な「崩れ落ちる兵士」とかよりもずっと心に残ったので。上の引用で書かれてる本はコレですね。
あと、一番最後にこんなのも。
これは伝説である。「キャパはライカが大好きで、このカメラを使用したことによって現代フォトジャーナリズムの先駆者となった」。まったくそんなことはない。1937年には使わなくなったライカをゲルダにゆずって、自分はコンタックスやお気に入りのローライフレックスを使っている。
なるほどねぇ。確かに亡くなった時に持ってたカメラもコンタックス、それに死ぬ直前に来日して買ったのもニコンSだもんな。
あと地味にイスラエル建国の宣伝映画撮ってその時の本もつくってるんだよ。アーウィン・ショーと一緒に。知ってた?
ということでキャパを知るには素晴らしい本でありました。
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