この間やったスゴ本オフ「親子」で放流された「母がしんどい」、一回しか読んでないけど、とっても重い本だった。
母がしんどい。[アマゾンのリンク]
この本のレビューにもあるけど、「母がしんどくて嫌い。なので離れて生きていきたい」ということに気付いてそれを実現した後の話が読みたいっていう人が結構多くて、それってつまり自分に照らし合わせてなんかのヒントを欲しい人が居るってことなんだろうなぁ。
母親に支配されてコントロールされていた自分がやっと母親から離れることが出来たとして、その後まで教えてほしいっていう。いったいワタシはどうなっちゃうの?を知りたい、と。
すごくブラックというか恐ろしい本なのに表紙も中の絵もなんかゆるふわでラブリーなのが、本当の意味で怖さを増してる気がする。
母と娘っていうのは素晴らしくもなれるけど、恐ろしくもなれるってことだろうね。ま、人間、だいたい素晴らしかったり恐ろしかったりするんだけど。こういうのってあんまり父親と息子っていう関係では例が少ないような気がするんだけどどうなんだろう?母親と息子だと過剰な支配よりもネグレクトっていうか無視みたいな方が強いのかな?
ということでお口直しにはコレをどうぞ。
初秋 (ハヤカワ・ノヴェルズ) 晩秋―スペンサー・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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