モンベルさんと山と渓谷社さんの協力で実現した「山」のスゴ本オフ、楽しかったです。集まった皆さんはこんな感じ。
話をしているのが山と渓谷社の佐々木さん。ももクロと山を愛する編集者さん。
集まったスゴ本はこんな感じ。
やっぱりというか「冬山登山」とか「遭難」とかを題材にした本が多かったですね。私が持って行ったのはコレ。
沢木耕太郎の「凍」。 凍 (新潮文庫)
それに新潮社のこれまた佐々木さんから頂いたイラストレーターさんが書いた(描いた)色んな山を登ってはその感想文を記録した紀行本。(ごめんなさい、メモらずに放流しちゃったのでタイトルが分からないw)
追記:唐人原教久さんの『雨のち晴れて、山日和』でした。雨のち晴れて、山日和
それと奥村ちかさん大絶賛のマタギの小説、「邂逅の森」。邂逅の森 (文春文庫)
で、思った通り、登山に関連する本が圧倒的に多くてそのものズバリな「山」本ばっかりだった。
最初の「凍」も他にも持ってきてくれた人がいて、実はこの主人公、山野井泰史さんの本は、4冊ぐらいあったのだった。とにかくアルパインスタイルな登山スタイルで世界的な登山家らしい。なんたって「ゴルゴ13」にも出てくるぐらいだから。
しかしですね、「凍」読んで思い出したのが、司馬遼太郎センセイで、なんでかって言うと「お前、ソレ本当に見たんか?見てきて書いてんのか?」の度合いが素晴らしく高くて、ノンフィクションっていうのは素晴らしいなぁと。(やや、いや、かなり棒読み)
素晴らしい出来なんだけど、あまりに「見てきたような」書き方に読後感がタヌキにバカされてる感が半端無かったです、はい。いや、ホントにいいんですけどね。
まぁ、そんなこんなでスゴ本オフは楽しかったです。ふなっしーのお絵描きしてるひとも居たし。
作品はコレ。
ちなみにコワイ顔のふなっしーはワタクシが描きました。
本格的な「山」の本じゃないけど、本当はこれを持って行きたかったんだよね。アーシュラ K ル・グインの「始まりの場所」。始まりの場所 (海外SFノヴェルズ)
すごいファンタジーなのに主人公が対峙しなきゃいけない敵が実は母親でそれが山に棲んでいるっていうその場面がずっとアタマに残ってて、対決する場面はあっという間に終わるんだけど、山っていうのは乗り越えないといけない存在が棲む場所としてはとても象徴的だなぁと。とりあえずル・グインさん、お元気で。
そんなことを思いつつ、次は「アイドル」のスゴ本オフなので、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんのコンテンツを準備しないとヤバイと感じる今日この頃です。
オマケはこれ。けいこさんが持ってきてくれたお父さんの愛用のランプ。お父さん、かなりの山好きだったらしく高校生の時からつけていた登山日誌がスゴかった。白黒写真と手描きの地図とメモ。こういうマメさが山好きの特徴なのかもしれない。
あ、あとモンベルさんの人が自慢の製品を説明してくれたのはとっても良かったです。あとでダインさん、キッチリジャケットをお買い上げしてたし。
個人的には焚き火で発電できるストーブが気になる。単に焚き火好きってだけなんだけど。
中の人が紹介してくれた動画も楽しかったので、ぜひみなさん、みるとイイと思います。
http://www.youtube.com/user/GoWild01?feature=watch
クマの親子、カワユス。(・(ェ)・)
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