思えば今やアカマイ本の著者として有名なあきみちさんと「アカマイっていうスゴイヤバい会社があるので話聞きに行きませんか?ついでに勉強会やってもらいましょう!」ってことで勉強会をやったのが2009年。
あれから大分時間が経って気付いてみれば、もうネット系の勉強会はすっかりご無沙汰で今やスゴ本オフという本の飲み会を4年もやってる感じですが、みなさん、お元気ですか?
やまもといちろうさんが「勉強会以上に勉強になる勉強会がネットのソコココで燃えている」というのを受けて、そういえば勉強会というか素人がやるイベントのキモってなんだろうなぁと思い付いたので、書いてみることにしました。
ネット系のイベントはアカマイに始まってパロアルトネットワークスのWAFとかComScoreのネット視聴率の話とかスバツイっていうツイッターのイベントとかそれなりに面白そうな題材を選んでやってみた結果、主催者が「おおぉ!これはスゴイ!なんでこうなるの?」っていうネタで無い限り、勉強会やイベントをやっても意味ないなぁと思うに至りました。
カンタンに書くと「主催者が驚けない勉強会、オフ会は意味が無い」。「驚き」は「発見」と言い換えても良いかもしれない。で、ここで大事なのは「参加者」じゃないこと。なによりも主催者が「うわーコレすごいわー」っていうことに気付くための「集中力」、それに思わず質問したくなるほどの「興味」というか「疑問」を持つこと。主催者が集中力を持ってプレゼンテーションをする人に質問する、ツッコむぐらいの興味がなければ、参加者だってついてこないじゃないかなぁ。だいたい、アカマイの勉強会だって一番質問してたのは主催者だったような気がするし。
思うに某勉強会(あえてイベントとは書きませんがw)は主催者側が「そんなこと、もう十分に知ってるけど知らない人のためにやってあげてる私達ってステキ!」的なキラキラした何かのお陰で、現場で集中力が下がっちゃった、もしくは現場でそれ以上に面白いことを見つけちゃったってことなのかもしれない、いや、知らんけどw
まぁ、赤字になるほどの美味しいお料理とビールの魅力に負けちゃったのかもねーとは思います。
スゴ本オフももう何年も続いているのは常にテーマを決めて新しいコンテンツ(や人)に触れて驚くための準備をしているから、ということでしょう(自画自賛)。まぁ、SFとか何度も出てくるテーマもありますが。
たまには場所を変えること、参加者に新しい人が来ること、子どもが居てもOKなこと、質問すること、ツッコむこと、いつもやってる側が「おぉ!面白い!そう来たか!」という驚きを持ち続けること。
そのためにはテーマ(ブログで儲けるとかねw)を決めてそれを続けるよりは、常に新しいテーマで色んな人やコンテンツと出会うほうがずっと驚きが維持できる。
もちろん、例外もありまして延々と映画のあらすじを説明する人とかBABYMETALの動画を再生して喜んでる人(オレだw)とかもタマに居ますが、まぁ、それもご愛嬌。驚くためにはユルさも必要です( ー`дー´)キリッ
ま、そんなことを考えてます。だいたいは飲んで笑ってちびっこたちと遊んでタマにツッコんでるだけに見えるでしょうけども。
ちなみに過去のスゴ本オフに関してはダインさんのブログのトップページの右側にある「過去のスゴ本オフ」っていうところをみるとわかりやすいです。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/
ちなみに次は9/27の「犬と猫」のスゴ本オフです。
https://www.facebook.com/events/768020833262724/
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