今度のスゴ本オフに持って行こうということで先にメモっておこうかなと。
この本の前半は撃たれる前の時期をメインにしてパキスタンの国の成り立ちとかパシュトゥン人のコト、故郷であるスワート渓谷での生活を主に書いてある。そしてそんな撃たれる前のマララちゃんとお父さんのことをNew York Timesが動画にまとめていた。
https://www.youtube.com/watch?v=a6T5DeZ9Z4c
これみると渓谷の風景や学校の様子、まだ無邪気で可愛らしいマララちゃんの姿が確認できる。
そして撃たれた後は救急看護やイギリスでの治療のことが書いてある。実際には本人は感知していないので誰かに聞いたことを書き起こしてるんだろうけど(それがもう一人の著者であるクリスティーナさんの仕事かな)。
で、つまりタリバンに撃たれたけど、実際はそれまでにもさまざまな戦いの中を生き抜いていた彼女が、タリバンに撃たれたことで、より強く「女性や子供たちへの教育が大事だ」って思うようになったっていう物語。
マララちゃんも書いてるけど、紛争も環境も住む場所もどんどん変わってるけど、あたしは何も変わらないし、これからもやりたいことをやっていくだけ、というのがこの本の最後の言葉。
「わたしはマララ。わたしを取り巻く世界は変わったけど、わたしは変わっていない。」
だから撃たれたけど、いや、撃たれたからこそ、わたしは変わらなかった、強くなったっていうホントに戦う少女の物語。
最後に国連でのスピーチの翻訳も載っているけど、実際に彼女のスピーチを聴く方が良い。
ABC Newsの特集から: https://www.youtube.com/watch?v=QRh_30C8l6Y
最初の動画を作ったジャーナリストの後日談もあった。しかし12歳のマララちゃん、メッサ可愛い。
https://www.youtube.com/watch?v=AitiZ8nTabM
ということでこれをスゴ本オフ「対決」の回に持って行きます。
追記:ジョン・スチュワートのこのインタビューもすごくいい。字幕も付いてるし。マララちゃん、ホントにパキスタンの首相になって欲しい。
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