Reason to be cheerful, part 3

No happy ending, never ever

どうして、この人の小説はこんなに短いのにこんなに人間のいやらしさとか欲望とか憎しみとか悲しみを浮き彫りに出来るんだろうか？ということをつくづく考えるというよりも感じさせるなぁ。

「秘密」も「容疑者Xの献身」も良かったけど、「手紙」もイイ。いつも意識的に感情移入しづらくさせていると思うんだけど、今回の主人公はなかなか愛すべき人物だなぁと最初の頃に思わせといてちゃんと落とすところでは落とす。こいつサイテーだぜって。でも作者の徹底した「馴れ合い」の排除振りが、今回はちょっと弱まってるかも。

でもだからといって最後の場面でハッピーエンドにしないところが、徹底している。

だって映画だったら「感動のラスト！一億人が泣いた！」ってコピーがついても不思議じゃないぐらい盛り上がる映像ですよ。それが、たった1ページですよ、描写が。映像ならたっぷり5分は引っ張れるような場面でもその扱い。

でも、その短さに美しさがある。そして最後の最後まで主人公にイイカッコをさせない決意じみたものが伝わってくる。

作者が、そんな美談にはしたかぁねぇんだよって言ってるような気がする。大阪出身なのでこんなべらんめぇ口調じゃないと思うけど。

あいかわらず読んでいて辛くなるけど、その辛さから逃れたいからなのか早く結論を知りたいからなのか、東野圭吾の小説は消費が速いなぁ。350ページがあっという間です。

個人的には、「容疑者Xの献身」の切なさというかやりきれなさに圧倒されてしばらくボーっとしてたことを考えるとちょっと円満で弱いかなぁ。

その分、口当たりがイイとも言えるけど。

手紙

東野 圭吾

織田裕二はどうみても悪役。

「メゾンドヒミコ」ですっげーと思って、今始まった「どろろ」の予告編でも可愛いなぁと思ってしまった柴咲コウ。

で、そういえば「県庁の星」は見てなかったなと思いTSUTAYAの半額で借りる。

ラストに流れるテーマソングが、異常にブレードランナーに似てるのを差し置いても（別に置かなくてもいいけど）、織田裕二ってのは悪役顔だなぁと。もちっと歳とったら立派に悪代官役ができるんじゃないか？

映画そのものは、まぁ、簡単に予測できるストーリーでなんと言うこともないけど、柴咲コウは、相変わらず眼の力が強くてカワイイ。

なんつっても日本で一番オドロク顔が似合う男、佐々木蔵之介の「え！そうなの？」のシーンってのが、最後のほうにあってこれだけでも、260円の価値があるかも。

でも、DVDなのにキャストの紹介も無ければ、コメンタリーも無いつーのは、いかがなものか？

「XXXXXX製作委員会」って肩書きで各社の皆さんが参加されているわけですが、この辺にも是非手を抜いて頂きたくないと、切に願っております。

というとこで、Amazonから映画を挿入してみると、StandardとSpecialがあるのね。つーことは、きっともう一枚のほうにお宝が入ってるんだろうなぁ。でも、レンタルだとダメなんだよなぁ、一枚しかないし。

県庁の星 スタンダード・エディション

ということで、是非、そういうのは一枚に収めて頂きたいと星に願いをかけてみよう。

スゴイクルマ＠広尾商店街。

さりげなく運転手付きで停まってた。さすがに前から写真を撮るのは躊躇われる。睨まれそうで。

広尾商店街のマイバッハ。

港区代表 滑り台を台無しにする国際協力隊。

有栖川公園に行ってバドミントンをするはずが、とっとと忘れて国際協力隊に参加。

どんどんのせる。

 

カメラ目線。

 

お～い、足らないぞ。

 

ここだよ、ここ。

 

ナニーも笑ってる。

 

あとかたづけ中。

 

ラケットがかわいそう。

なんでもいいけど、間違って一回、保存して再度、編集してる最中に写真にコメントが入ってた。あ～、ビックリした。

直線最後の5mダッシュ。

YUJIさんに先を越されちゃった恩田陸の「麦の海に沈む果実」。

前のエッセイの時にも書いた「警察の捜査方法を調べるのが面倒くさい」っていうのを頭に入れて（というかあまりに本音で面白いので覚えてた）、これを読んだ。

いや、まぁね。そら、謎の美少女が主人公で脇役がそれぞれ個性的で、でも一様にウツクシくて、事件が次々に起こって人が死んでいくと。でもねぇ、そんな短い期間にバタバタ死んだら、普通は警察が入るだろと。

それなりに面倒くさいことが起こるはずなのに、キレイにスルーで。別にけなしている訳じゃなくて、要はファンタジーなんですなぁ。舞台設定から何から何まで。それに慣れれば、気持ちのイイ小説。

でも最後の種明かしの部分がいつに無くエネルギー全開チックな感じ。

これは、あれだ。「検屍官ケイ・スカーペッタ」シリーズ だ。あの最後の最後で怒涛の如く物語を動かすあの感覚だ。

勿論、あれほど暴力的じゃないし、力技ってふうでもないけど、なぜかあれを思い出した。途中でエネルギードリンク飲み過ぎちゃったのかなぁ。

これ、実写にしたら、辛そうだなぁ。

 

麦の海に沈む果実

恩田 陸

 

 

Fear of Flying

酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記

恩田 陸

一体、どんだけ怖いんだと。飛行機が。

「夜のピクニック」で一気にファンになった恩田陸。彼女がイギリスとアイルランドに行ったときの旅行記。
まぁ、ブログの記事にしても、というかブログの記事にしたほうが良いような内容が、だぁ～っと脱力気味に書かれてる。
でも、いきなりデダシで「飛行機が如何に怖いか？」を切々と語る。どーみてもブログネタだなぁ。

恩田さん、Voxでブログやんないかなぁ。でも、小説よりもエッセイのほうが時間が掛かるっていうんだから、向いてないか。

警察の捜査方法を調べるのが面倒くさいから、リアルタイムじゃなくて過去の事件を扱うってのが、余りに本音っぽくてタノシイ。

装丁が「地球の歩き方シリーズ」にワザと似せてあって、でも、表紙の左のほうの隅っこに「NOT GLOBE-TROTTER TRAVEL ESSAY」と書いてある。なんだ、確信犯じゃん。でも、その字のサイズの控えめさに良心と言うか育ちの良さを感じる。
ま、講談社さんだし。

ある日突然に。

IE6 on XPで記事を書けなくなった。しばらーく直んないので、Firefoxを入れてみた。
で、これまたしばらーくしてIEでも一回やってみたら、うまく動いてる。

なんだこれ？癇癪持ちか、Voxは？スクリーンショット取っとけば良かったかなぁ。

Lunch with Kids, Vox Style Feb 3rd 2007

え～、勝手ながら「Vox子連れでランチOFF会」は、2月3日土曜日、場所はこれまた勝手ながら、自衛隊広報センター@朝霞に決定したいと思います。

詳細はここ。http://www.eae.jgsdf.go.jp/prcenter/index.html

今のところの参加予定は、yasuyuki + ちびっこ、あゆ母さん + あゆ太郎、ということですけど、Voxやってるお父さん、お母さん、ふるって参加してください。

一応、幹事っぽいことは集合時間と場所を決めるとこまでであとは皆さん、ご自由にどうぞという野放し状態にしたいと思います。前回の渋谷の時は、ちゃんと名札を作っていただきましたが、さすがに外でそれやるのも、なんかねぇ、という気分でございます。もちろん、「オレがやったる！」とか「あたしがステキなワッペン作ったげる！」という人は、是非是非、おながいしまつ。

ま、テキトーに集まって、遊んで、お話して、でイイじゃないですかぁ。

ということで、キメゴトは以下の通り：

• 日程：2007年2月3日 土曜日
• 集合場所：東武東上線 和光市駅の改札の辺り （ここから、徒歩で移動します。約15分のお散歩。）
  （和光市の駅の構造を熟知してないので、「改札の辺り」いいのか、別途調べて追記します。）
• 集合時間：11時

雨天が予想される場合は、前日にまたエントリー立てます。

現地集合も可としますので、お車で来るのも当然アリです。川越街道沿いだし。

参加したい！という方は、これにコメント入れてください。

幹事の携帯番号を後で個別に公開しますので、「来たけど、どこに居るのぉ～」的なご連絡はそちらに。当日はかなり混雑すると思います。イベント、やってますから。

やっぱ、大人もみんなルイージ帽かぶったほうがイイかなぁ、目印として。

ちなみに、ルイージ帽とはこれ。

帽子がカワイイ

つーことは、ゲソさんとゲソ子ちゃんが来ないと、集まれない？

ゲソさんちは参加必須ってことでおねがいしまつ。

Lunch with Kids, Vox Style.

Lucyさんにふられてしまった子連れLunch計画。

とりあえず、こんな感じかなぁと。

1. 新宿御苑
2. 明治神宮の奥の芝生の広場
3. 光が丘公園

屋内だったら、青山のこどもの城でもいいんですけど、有料なんだよな。

ま、一応、自分のメモとして書いとこうと。

お！というとこで、ポリン星人からヒミツの連絡アリ。

和光市に穴場アリ？なになに自衛隊広報センターと和光市の樹林公園もヨロシとな？

う～ん、激しく自衛隊広報センターに惹かれてる自分がいるなぁ。

 

さらにさらに追記。来週の土日、2/3,4はこんなのやってるじゃないですかぁ。

こっからコピペ。

家族で楽しもう★
「スプリングフェア」のお知らせ
野外炊事車で、隊員の作る食事を食べたり、自衛隊車両に乗って楽しもう！

■日時：２月３日（土）・４日（日）１０時～１５時
■場所：イベント広場
■内容：体験喫食・自衛隊車両の体験試乗
　　　　　体験喫食（豚汁）一杯２００円　１１時～１５時（無くなり次第終了）
　　　　　体験試乗　　　　　無　　料　　　１０時～１５時

笑って泣いてしんみりきた。

もう、笑って、笑って、泣いて、泣いて、しんみりして、また、笑って、泣いた。

これだけで十分。

文章がふわふわ軽い感じなのに鋭いとか、まっすぐ歩いてるのにいつの間にか横丁に紛れ込んでる感じとか、そんなのはもうどうでもいい。

東京タワーも笹塚も中目黒もおなじみの場所なのに、（だから？）様子がわかっちゃってなおのことキツイ。

笹塚のボウリング場なんてマジでおなじみだもん。最近、全く行ってないけど。

 

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

リリー・フランキー