アンパンマンのDVDと一緒に借りたウディ・アレンの「さよなら、さよならハリウッド」、原題は、Hollywood Ending。
ウディ・アレンはやっぱりNYというか東海岸の人だよな。共演のテア・レオーニもどっちかというと東っぽい。
コメディとしてはあんまり笑えない。ウディ・アレン流のハリウッドという映画製作システムに対する皮肉なんだろうけど、笑えない。
ストーリーは、昔凄かった映画監督(ウディ・アレン)が別れた嫁さん(テア・レオーニ)の助けで新しい映画を撮る。で、その途中で精神的なプレッシャーからか眼が見えなくなる。それを隠してなんとか映画を撮る、というドタバタコメディ。で、当然、撮影がメタメタなもんだから、どんなに編集しても全然ダメで結局、プレビューでも最悪。で公開しても批評家からは散々な評価。
というところで最後にオチがあるんだけど、要はウディ・アレン先生、ハリウッドのシステムに文句言いたいのね。
撮影中のラッシュ見せろっていう製作サイドの要求とか。でも途中で出てくる息子との再会のスジはなんか余分。
体当たりで爆発出来るテア・レオーニも不発な感じ。
で、最後のオチ、アメリカでダメダメな映画が何故かフランスでオオウケってのはどうよ?
ま、そんだけフランス人ってのはアメリカ人にとって理解し難い人種だってことか。「世界中がアイラブユー」でも最後のダンスのシーンはセーヌ川のほとりだったし、先生、フランス好きなのかも。
最近のコメント