イギリス、そして大御所と言えば、ジョンルカレ先生というのが、個人的な定番だったんだけど、ソ連があーなっちゃった後、どこにエスピオナージのネタがあると言えば、ありました。そう、中東ですな。先生の作品でも名作、Little Drummer Girlなんてのがありますが、もちっとモダンかつ素人でもOKなヤツで、イケテルのがありましたよん。
それが、これ。
カバーがみょーにヤングアダルト系なんだけど、内容はタフでかつ裏切りやら組織の都合やらで個人が引きちぎられていく非情な世界が、中東を舞台にしたテロとの戦いを背景に描かれていく感じ。ルカレ先生のあの何とも暗鬱でビックリするようなシカケは無いんだけど、主人公のタラ・チェイスのハードボイルドな描写がすごくイイ。これから、こういう中東やらのキナ臭い国を舞台にどんどん続編が出て来そう。
久しぶりに追っかけてみようかなと思った。
ちなみにエスピオナージもののダントツのトップはこの三部作。これは外せない。
でもこれも、もう30年も前の作品なんだぁ。ビックリするなぁ。
ちなみにエスピオナージもののダントツのトップはこの三部作。これは外せない。
- Tinker, Tailor, Soldier, Spy (1974)
- The Honourable Schoolboy (1977)
- Smiley's People (1979)
でもこれも、もう30年も前の作品なんだぁ。ビックリするなぁ。
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