最近は、あんまり映画に当たりがないなぁと思ってたけど、これは当たりだった「Last King of Scotland」。
ウガンダの歴史モノとみることも出来るけど、どちらかというとサスペンスもの。小生意気かつご都合主義の主人公、ニコラスは生きて帰れるのか?って辺りはハラハラドキドキ。しかも、エグさ満点。グロいのがダメな人は観ないほうがイイ。不倫していた第三婦人の死体と面と向かい合ってゲロ吐くとことか、かなりリアルに描いてある。勿論このニコラス自身がフィクションなのでこの場面も全部フィクションなんだけど。
つまりだ、制作側はこの主人公は何としても愛せないヤツとしておきたかったし、イギリス人の高等弁務官に至っては、どうにもいけすかないオヤジをキャスティングすることで「アミンを持ち上げたイギリスってのもどうよ?」というメッセージを伝えたかった訳じゃないだろーか。そして映画としてはその結果が見事としかいいようがない。ちなみにだけど、最初にニコラスが赴任する村の医師の奥さんがジリアン・アンダーソンだってのは観てて判んなかった。あのX-Filesのおねーさんだ。あれ以来、出る作品選ぶのも辛いよねぇ。これは余談。
映画そのものとしては、影をうまく使っていて凄く効果的、というかそれだけが「平面にカラーの動画を観せる映画」というメディアのキモなんじゃないかと思う。音声はまた別問題であるとしても。
こういうところにちゃんとイギリス人(主人公はスコットランド人ってこだわってるけど)の醜悪さが残っているんだぜ!という何か怨念じみた監督の執念を感じる。ちなみに監督はグラスゴー出身の人だ。
ちなみにグラスゴーと言えば、「Dear Frankie」のあの街であり、中村俊輔のCelticのホームタウン。
一回は行ってみたいなぁ、グラスゴー。人間が曲がって育つような街としか思えないんだけど。
つまりだ、制作側はこの主人公は何としても愛せないヤツとしておきたかったし、イギリス人の高等弁務官に至っては、どうにもいけすかないオヤジをキャスティングすることで「アミンを持ち上げたイギリスってのもどうよ?」というメッセージを伝えたかった訳じゃないだろーか。そして映画としてはその結果が見事としかいいようがない。ちなみにだけど、最初にニコラスが赴任する村の医師の奥さんがジリアン・アンダーソンだってのは観てて判んなかった。あのX-Filesのおねーさんだ。あれ以来、出る作品選ぶのも辛いよねぇ。これは余談。
映画そのものとしては、影をうまく使っていて凄く効果的、というかそれだけが「平面にカラーの動画を観せる映画」というメディアのキモなんじゃないかと思う。音声はまた別問題であるとしても。
こういうところにちゃんとイギリス人(主人公はスコットランド人ってこだわってるけど)の醜悪さが残っているんだぜ!という何か怨念じみた監督の執念を感じる。ちなみに監督はグラスゴー出身の人だ。
ちなみにグラスゴーと言えば、「Dear Frankie」のあの街であり、中村俊輔のCelticのホームタウン。
一回は行ってみたいなぁ、グラスゴー。人間が曲がって育つような街としか思えないんだけど。
スコットランドもの映画といえばブレイブハートとトレインスポッティングという2本しかうかびませんが、どっちもグロだったなぁ。
投稿情報: Zoker | 2007/11/12 09:55
これに反応しようと思って忘れとった。
うちのすっごい近所にスコットランド人中年男女が住んでましたよ、ええ。
オバサンの方は「ハロー」と言えばプライベイトなことまでジャンジャカしゃべり出す人だったけど、オヤジの方は目があったので笑顔で「ハロー」と言ったら目をそらしやがりました。
投稿情報: コーノ | 2007/11/15 07:22