『「自由」ってのは、なんだろう?「不自由」はイメージ出来るけど、「自由」って?』なんてギモンにかなり丁寧にかつ諸説もろもろ哲学者から経済学者までを引っ張ってきてはちゃんと位置付けしてくれる、そういう本だ。
だった、と書かないのはまだ読み終えてないから。ぉぃ。だから「結論は何か?」は、判らない。というかあるのか?とさえ思う。
でも、脳内のカスミがスパーって晴れるような痛快なタッチの文章に萌える。こんだけ「要は」とか「つまり」とかでひとくくり出来るのは相当な咀嚼が必要だ。
そこで見付けたこんな一文。イギリスの哲学者、ホッブスの著作、「リヴァイアサン」から。
あなたに対してなされるのを欲しないことを、他人に対してしてはならない。
Quod tibi fieri non vis, alteri ne feceris
これはホッブスの作った文章ではなく「人間の法」からの引用らしい。んで、「人間の法」って?
なんてことを夜中に書いてちゃだめだろ!>自分。
続きは、いつかどっかで。
>あなたに対してなされるのを欲しないことを、他人に対してしてはならない。
これ、人にとってものすごく大切な心のあり方だと分かっているのに、常にそれができているかは怪しい私です。
でもこの記事を拝見していて、改めてそれもしっかり抱いてなけりゃなって思いました。
投稿情報: herorin | 2007/11/08 11:17
「あなたに対してなされるのを欲しないことを、他人に対してしてはならない。」
確かにみんなが出来ていたらそれは自由な世界になりそうですが。。
自分がいやじゃないことが他の人はいやだったりすることも多々あるので価値観が近くないと自由な世界にはなりえないかぁ。。。んんん。難しいですね。
投稿情報: tn | 2007/11/08 12:59