核兵器ってのはいまこんな具合なんだと教えてくれる本。
しかし、アメリカのネオコンの強迫観念というか、思い込みは凄まじい。「核があるってことを見せつけてしかもどういう時に使うか判らせないようにしないと「ならずもの国家」には利かない!」って思い込んでるのね。
新しい核兵器を作りたい派の事情として、新製品を作らないとエンジニアのモラルが下がりまくって困る、ということなんだろうけど、それにしても乱暴な意見だと思った。
核兵器の今の時点での状況をざっと知るにはイイかも。ま、楽しい本ではないけどね。
清々しくも結構な日差しのなかでのんびりしてるこのひと。
ちょっとおメメの辺りがヤバイ感じ。食事にちゃんとありつけてるのかな?
北海道新聞で「常温核融合」のニュース読んでたらですね、こんなのが目に入ったわけですよ。
んで、クリックしてみると名前が「プリティタラバガニ」。
このセンスはカニ好きのあゆ母さんでも思い付かないんじゃないかと。
こういう新書のたぐいはさっさと読んでおかないと賞味期限があるからさ。
元駐フランス大使だった平林博さんというかたが書いた「フランスに学ぶ国家ブランド」というちょっと残念な感じのタイトルの本。編集の人、もう少しオサレなタイトルにしてあげれば良かったのにと思う。
でも内容は、サルコジとのエピソードから文化の話、国歌、外交、国連との関わり、原発によるエネルギー政策、移民の話、少子化対策、食料自給の話、公務員の改革まで。もう考えつく限りのフランスネタが満載。ここまで欲張んないでも、もう少し小出しにしたほうが良かったんじゃないかと思うぐらい。そういう意味では各トピックがちょっと消化不良って感じかなぁ。早足で駆け抜けたって言っても良いぐらい。でも、読み易くて判りやすい。具体的な話が多くてイメージし易い。
そこで見つけた小ネタ。
フランスで柔道が盛んというのはなんとなく知ってたけど、柔道人口が60万人もいるってのにはびっくり。日本だって20万人なんだそうな。そして親たちは「子供たちに礼やしつけを学ばせる最良のスポーツ」だと思ってるらしい。
ジュニアサッカーに入れ込んでる日本の親たちにきかせてやりたい。
原発に関して言うと日本とフランスが世界をリードしているらしい。六ヶ所村というと原発反対派にとっては、すげーダークな場所って感じだけど、そことフランスのカダラッシュというところでITERという次世代の熱核融合のプロジェクトが日仏で粛々と進んでいる、とな。
それと移民問題、少子化問題の部分では、上手くいっている部分(少子化対策)には積極的にマネをして、移民問題も反面教師として対策を練れ、だそうです。
そんな中で移民政策の辺りの文章をメモ。
欧州諸国の苦悩を身近に見てきた私としては、わが国も「選択的移民政策」に学ぶべきであると考える。
安い労働力の確保などのために移民を入れるべしとの、経済界の声がある。
(中略)
しかしこれらは、入ってくる外国人が、日本の法律を守り社会秩序を乱さず、また、できるだけよい市民、よい訪問者になる努力をすることが前提である。最近インド人が目立ってきたが、昔から商業などに従事するインド人も、IT企業などで働く最近のインド人も、ほとんど犯罪を犯さない。彼らが、教育程度や技術も高く、経済的にも自立するだけのものを持っているからである。
もう「インド人はOKだけど中国人は今のまんまじゃダメだろ!つか中国人いい加減にしろ!」っていうメッセージが透けて見える気がするのは文字通り気のせい?言いたいことはそれじゃないかなーと思う。
コーノさんもどっかの米に書いてたけど、フランスの公務員の多さは異常。だいたい日本の市町村にあたる区分、コミューンが36,800もあるんだそうな。日本は合併が進んでいまは、1,788。フランスって国土で言うと日本の1.5倍。人口は約半分。それで36,800の市町村ってスゴイ数だ。公務員も多いわけだ。
ちなみにフランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」を聴いて最初に「あれ?これってあの曲のイントロだよな」と思ったのはワタクシだけではあるまい。初めて買ったビートルズのアルバムは、「サージェントペパーズ」だったけど、「マジカルミステリーツアー」も好きだったなぁ。
いやぁ、もうね、SmartPhoneの最大手?のHTCと組んで、「もうおめーらの独り勝ちにはさせねーからな!」ってタンカ切ってるわけですけども。 それにしてもこれから本格的に第2章が始まろうとしてる相手に向かって言うその勇気がスゴイ。
なんか勘違いかなぁ~と思うのは、「これから色んなベンダーがタッチパネル式の携帯を作るからな、覚悟しとけよ!」っていうところの「タッチパネル式の携帯」を「携帯型ミュージックプレイヤー」に置き換えるとどーなんのかなー?って。どんだけ色んな種類作ったってそのモノ自体に魅力がないとねぇ。
それに世界の90%のSmartPhoneを作ってるHTCさんと(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマだからイイ!ってこってすが、ご近所さんのこれ読むとなんかほんと強がりにしか聞こえない。
ま、業界的にはこのコメント、スルーされてるんじゃないかと思われ。でもこうやってメモられちゃうんだよなぁ。
可哀そうだから、「いいまつがい」のタグ付けといてあげる。
これまで使ってたKOSSのイヤフォンが突然、片方だけに聴こえなくなった。前に使ってたのとかを引っ張り出してみたけどどうにも耳に合わない。これホントに前に使ってたんだろうか?というぐらいな合わなさ加減。ということでしょうが無いのでイベントに出かけたついでに買いに行ってみる。
「どうせ消耗品だから同じのでいいんだよな」なんて思いつつ見てますとですね。KOSSのThe PLUGってヤツが約2,000円。でも同じじゃぁ芸が無いなぁ、なんて思いつつ1万円程度の高級カナル型イヤフォンとかを試す。え!これで1万円かよ!この音で値段が5倍かよ!なんて憤慨しながら、隣に陳列してあったヘッドフォンのほうにフラフラと引き寄せられる。
そこで試聴したVictorのHP-S550というヘッドフォンの音に驚愕!これで約4,000円!?KOSSの2倍!うわ!折り畳むとちっちゃくなるじゃん!ってホントにいろいろ試させて頂いた上で、買ってみた。
いまさら何!ってことですけども。
iPhoneが売れねーっておっしゃる向きは、「片手でメール打てねーし」だとか「ボタン押した感がねーとダメ」とか「定額高そー」とかを評価して、「だめじゃん、それ。オレなら買い替えない。」ということではないでしょうか。
でもご近所さんの記事読んだりしているうちに「ひょっとしてアポーさんは携帯電話の買い替えなんて望んでないのかも?」と思うようになった。つまり、もうあまねく1台以上は携帯電話をみなさん持ってるわけで、それに更に加えてiPhoneを買えというご託宣なわけじゃないのかと。
で、Webのコピーを読んでみると、冒頭に
革新的な携帯電話、ワイドスクリーンiPod、そして画期的なインターネットデバイス。
と書いてある。つまり、「携帯電話」なんてのはAppleが売りつけたい価値のうちの1/3でしかないわけだ。だから、そんな「通話」なんてーのはみなさんがもってる退屈でF**Kな携帯電話でやってろよと。iPhoneの価値はそんなんじゃねー!ってことなんでしょう。だから、個人的にちょっと気になってた3Gを使った通話の定額がいくらかなんてのもどーでもよくて、WiFiさえあればあんたを昇天させたんよ!ってことなんじゃないか。そしてそのためには、F**Kな携帯では出来なかったびっくりするようなアプリがバコバコ出てくれさえすれば良い。そうすれば、YouTubeもあるし、人柱たちがどんどん広めてくれる。そして都内にどんどんWiFiのアクセスポイントがアリさえすれば良いと。
iPodの時と一緒で、もう既に携帯持ってても、もう1台買えよ、と。毎年新しいの買えよ、と。だってほら、これiPodだし。
で、ここからは妄想で、iPhoneにコミットして完全オッカケをやりまくろう!というテベリデイレクターさんが居ても全然不思議じゃない。だって紙じゃ伝わんないしね。あと、docomoさんは涙目なんだろうけどNTTはNTTでもコミュニケーションズさんとかが裏切ったりして。
そんなことより、iPhone買うと今のYahoo!の無線LANサービスはデフォで付いてくると。たかだか月210円じゃん。まけときなよって、孫さん。
ということで新しい体験をしたいという向きには、字が打てなかろーがボタンが無かろーが全然問題無い、と思う。だってそれも含めて新しい体験なんだから。そしていままでのキャリアーさんが向こうの都合であれこれやってたのを普通のデベロッパーがネットから何とかできるんだから。
売れないわけが無い、と思う。でも自分が買うかは微妙。なんでかって言うと、初物はいろいろと、ね、だから。
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