なんだ、もうwithoutsugarに先を越されちゃったのかよと思いつつも、書いてみる。
パツキンのおねーさんに「日本の酒造りが間違ってる!」って言い出されちゃって、「やっぱ桶使って手で作りましょうよ!」っていう一大ムーブメントになっちゃったNPOさんのイベントにいって来た。
大学のセンセとかアタマモジャモジャのSONYの人とかいたけど、要は桶で仕込んだ酒と食べ物を味わって、桶の大事さをちゃんとカラダで判ろう!というのが趣旨。実は、前にジョン・ウッドのRoom to Readのセミナーの時に一橋の米倉先生が「これ行かないと!」とガッツリ宣伝してたので、いってみることにしたというわけ。
セミナーもパネルディスカッションも面白かったけど、要は「桶だけを救う」というんじゃなくて「桶」にまつわる様々な人間(というか仕事)をちゃんと見据えてエコシステム(循環系)を救うつもりでやらないとヤバイ、というのが発見。
あと、造り酒屋から桶職人のとこに修行に行った若者が「とにかく大変よりも面白かった!」という意見を言ってたのが印象に残った。つまり、「新しい知識を得ること」と「作ったことの無いものを作ること」が楽しかったんだ。これって子供の感覚だよな。でも、その感覚でイイじゃんって思った。どうも今回参加してた酒屋さんはどっちかというとそういう人wwwが多かったように思う。
あとイランとかトルコとかも桶がまだ現役でバンバン作られて使われてる。日本だけがどんどん効率やら品質の安定とかのために、無くしちゃってんのね。
個人的には、広尾の明治屋で見掛けたことのあるアタマモジャモジャのひとがけっこうアンファンテリブルなおにーさんだったことがイイ収穫。
あとはSONY繋がりでここ。ねのひさん。「ねのひ」でググると外食のほうに行っちゃうんだけど、元は知多半島の造り酒屋さんだ。SONYの盛田さんの実家らしい。ここのお酒、美味しかったなぁ。
セーラさんは顔に似合わず、思いっ切りダジャレーなおねいさんであった。
マジメに書くと桶屋だけを救うんじゃなくて材木屋も桶屋も酒屋も醤油や味噌作ってるとこも、みぃ〜んな繋がってる。だから、その繋がったシステム全体を救わないとヤバイ。でも、たった一人の言い出しっぺがこんなイベントをやれるぐらいになるし、現実に桶で仕込む酒屋が増えてる。これ、イイ話だなぁ。あ、うえの方にも書いてあるし。酔っぱらってますね、まだ。
今度は、ねのひの銀座のお店に行ってみようかな。
[いいですね]
日本人なら日本酒だと思うのに飲めない自分が・・・・・(-◇ー;)!!
日本酒を旨そうに飲む人って、男性女性年齢問わず、かっこええ~と思いますね。
投稿情報: atorakusion | 2008/12/22 23:02
[いいですね] あー、こんなイベント行きたかったですね…。
投稿情報: 東眞 | 2008/12/23 00:45
こちらには林業やってる酒造さんもいまっせ。
投稿情報: Anaguma | 2008/12/23 14:16