今日は、日本フィランソロピー協会の加勢川さんのお誘いで「フィランソロピー☆ナイト」というのに行ってきた。
講演会とピアノパラリンピック応援コンサートの2本立て。
最初の講演会は、管洋志(すがひろし)さんというカメラマンのかたのおハナシ。乙武くんの「五体不満足」の写真を撮った人だったり、こないだ広尾の商店街で行われた目が見えない子供たちが撮った写真集を作った人だ。大好きな奄美大島の話とか小学校で写真教室をやってる話とか、とにかくとっても面白いオッサン、とでも言っておこう。広尾のスタバの斜め前にある銭湯の上にオフィスが有るらしい。そしてそこには、山ほど黒糖焼酎が有る。ふむむ、行かないわけにはいかんぞなもし。でも、あんまりにも話が面白くて写真撮るの忘れてた。
第2部は、障害を持つ子供が出てきてピアノを披露してくれる。そんな中で「マジでスゲェ!」って思ったのは、岩崎花奈絵ちゃんと現在15歳、神戸からわざわざ来てくれた床次佳浩くん。(これでトコナミと読むんだ、知らんかった。日本は広い。)
脳性麻痺の花奈絵ちゃんは、人差し指一本で演奏、ヨコでおかあさんが伴奏する、というスタイル。
タマにミスタッチもあるけど、気にしない。ちゃんとひとつひとつの音にニュアンスがあって、しっかりメロディが紡ぎ出される感じ。
聴いてて背筋がゾゾッてきた。それぐらいに技術とかを超えた演奏って感じ。
右半身麻痺の床次くんは左手で鍵盤、左足でペダルを操作する。カラダを大きく揺らしながら、荒削りだけどダイナミックな演奏。自分で編曲もするらしい。いや、マジでびっくりした。
最後の懇親会で思わず、二人に握手してもらいに行っちゃったよ。調子に乗ってこんな写真も撮ってみた!!
是非、このまま練習を続けてレパートリーを増やして、将来はジャズとかにも挑戦してもらいたい。だってとってもダイナミックでカッコ良かったから。トリオでガンガン弾く姿をみてみたいなぁ。
ちゃんと鍵盤にズームしたビデオカメラが回ってて前面にデカイモニターが有って見えてるのにナゾ。今回は難しいと言われる曲を最後の方に固めて弾いてくれたけど、あんなのやってたら、手がおかしくなっちゃうよ。CD出てんのかな。
あ、有りましたね。
[いいですね] 『聴いてて背筋がゾゾッて』そういう感覚ってそう簡単に出会えないですよね。聴いてみたかったな、、、鍵盤のズームアップもイイ感じですね。左手だけでどうやってラベルが弾けるんだろー
投稿情報: emily | 2008/12/23 23:29