半分だけ終わったBEAMSさんの「Meets BEAMS HOUSE」というイベントですが。
元々考えていた以上に参加してくれたみなさんは満足してくれてたみたいで考えた本人としてはとてもうれしい。
で、なんでこんなに楽しいのかなーと考えてみた。これから服飾業界の人もこれを参考にしてくれたらイイかも?ということで箇条書き的にメモしてみる。ま、ウマくやる要因とでもいいましょうか。
「ちゃんとしたイベントとしてお店も参加者も認知して恥ずかしがらずにやる」
よくよく考えてみたら、お金があってしかも時間があれば、今回みたいに昼間の空いている時間にお店にお邪魔してとっかえひっかえという試着は出来るし、ちゃんと買う気をみせればお店も対応してくれる。何時にこういう人が試着しに行きますのでよろしくおねがいします、ついでにちゃんと記録を残しますのでカメラ撮影も許可してください、観客も居るのでちょっとウルサくても許してください、ついでにブログに書いてもいいですか?ということをお店の人が認識していることがスゴく大事な気がします。そう、だれもがハッピーになるWin-Winな関係。そういう了解を参加する全ての人が共有すること、が最初の一歩。
「記録に残す」
これは、主に写真のことです。今回はプロのカメラマンさんにボランティアで来て頂いてまったく無償で写真を撮ってもらいました。前半で参加してくれたymsnさんは、もともとファッションが好きで渋谷の色んなお店にも顔を出してたという、今回の趣旨にはうってつけの人が見付かったのが大きいです。それにymsnさんも言ってましたが、最初のところに書いたように「なかなかお店で写真を撮ること自体が有り得ない」ので、それが出来るのがとても楽しい、ということもやる気を起こさせる要因だったのかもしれません。あと、やっぱり撮影のプロは違う。さすがです。
「観客は居たほうがいい」
観客とはこの場合、試着をする人では無くて、主に「おー!カッコイイ!」とか「きゃー!これ、カワイイー」と素直に反応してくれる人たち。意外とこの人たちがちゃんと反応してあげることで、試着する人たちは盛り上がるのです。今回はだいたい3〜4名がいつもこんな役をやってました。普段から試着する人たちを知ってると「お!意外にコレ、似合うじゃん!」と言う発見もあり、楽しいです。意外と女性陣は初対面同士でも盛り上がれるのがさすが。なのである程度、反応してくれるノリのいい友人が居るとモアベター。
「試着する人はノリが大事」
買うのが目的ではなくて試すのが目的、なので、普段は自分が手に取らないような服に積極的にチャレンジしたほうが面白いです。そのためには「今日は、007のジェームス・ボンドになってみたい!」ぐらいのノリが大切。あと、もう割り切って「好きにして!」っていうぐらいの受け身的態度も大事、かも。あと男女ペアというのも大事。やっぱり撮影した時に画になるから。
「ある程度の広さと品揃えは重要」
今回、たとえばだいちさんとひなさんの回は、ジェームス・ボンドとボンドガールだったわけで、そのテーマで「まずはタキシードとドレス、それからリゾート、ちょっとオシャレな夜遊び系、カチッとしたオンビジネススタイル、最後にゴルフウェア」というのをやったんですけど、それが出来るのはある程度のお店の広さと品揃えが必要。なので、ユニクロさんでは出来ませんw あとどっちかというと単一のブランドよりもセレクトショップ的なお店のほうが向いてる気がします。
それと男女ペアでやるなら、フィッティングルームはちょっと離れたところにあるぐらいでちょうどイイです。お互いが着替え終えて初めて相手に服を見せあうためには、すぐ隣りだとドラマチックが足らないw ということでお店にも広さが必要。
「コーディネーションをしてくれる人の知識とセンスが大事」
結局、全く同じ顔をした人が居ないように同じテーマでも着る人によって選ぶ服は変わるのですね。そして今どういう服がお店に揃っていてそれにどんなストーリーやこだわりが有るのか、この人の雰囲気ならこういうのにチャレンジして欲しい、といった多面的な情報を元に素早くコーディネーションを決められる人が必要です。今回、特に女子の部を担当してくれた林さんは商品知識だけではなくて、ちょっとづつ本人なら考えないような背伸び系の選択をしてくれて、それがスゴく良かったと思います。
ここからは今回は出来なかったけどやりたかった点を。
「動画のほうがきっと面白い」
いわゆる主婦が変身するテレビのバラエティとかにも有るように動画で記録&中継のほうがたのしいかもしれないです。ただ動画の場合、音をどうするのか、リアルタイム配信するならネットワーク環境はどうするのか、という問題があるのでかなり条件的にキビシイです。ただ、次はチャレンジしたい!!
「定時以降のクローズな状態でやったほうがイイかも」
今回は平日開店直後というもっとも空いている時間を使わせてもらったんですが、それでもサスガに丸ビルにはお客さんが居るのね。ですので、もっと満喫したいなら、完全にクローズの状態でやったほうが楽です。ただ、お店のスタッフさんには残業になっちゃうんですよね。こそは場所を提供してくれる企業サイドとちゃんとした打ち合わせが必要。
ということで、上の条件を満たして今回のようなことが出来るお店ってなかなか無いよなーと思いました、はい。BEAMSさんと出会えてよかったです。
「Twitter中継には専任を」
カメラで写真撮りながらTwitter中継はをやろうとおもいましたが、専任が居ないとこれはムリ。ハンパにはできません。ま、津田さんのTsudaるのと同じで集中力とキータッチの速さが必要。ただ、人の発言を要約する必要は無いので、どちらかというと目の前で視たことを表す表現力かな。それが必要。
以下、ココまでの記録的に。
Flickrのymsnさんのページ。
http://www.flickr.com/photos/ymsn/
12日に参加してくれたむまちゃんのPicasaのページ。
http://picasaweb.google.co.jp/makiko.okumura/MeetBeamsHouse#
初日に参加してくれたまゆみんの感想の記事。
http://uramayu.typepad.jp/blog/2010/03/meet-beams-house.html
私の写真のページ。
http://picasaweb.google.co.jp/yasuyuki.ma/MeetBEAMSHOUSE#
以上、あと2回分あるのでますます楽しみです。だんだんハードルが上がってるような気がしなくもないですがww
追記:実は、自分が撮った写真の中で一番気に入ってるのは、これだったりしてw
[いいですね] 着替えるの面倒くさいけど、、、、、でも、楽しそう。子供がいると自分の服をゆっくり買うことはできない今日この頃。。。弊社社長はお休みして参加ねw。
投稿情報: Mutsumi | 2010/03/15 15:37
あらま!お久しぶり。お元気ですか?
これですねぇ、実際には「試着モード」に入ったら女子はノリノリですよ。最初はおどおどしてますけど、周りがちゃんと盛り上げますから。で、「最近オシャレしてないわー」な子育て女子に是非参加して欲しかったんですけどね。次回は是非。お子様のお相手も探しときますからw
投稿情報: yasuyuki | 2010/03/15 20:48
あれ、最後にずん胴で猫背の人が・・・w
ありがとうございました。
たしかに、twitter実況専任の人がいてもっとリアルタイムに実況できたらどうなったかなーとは思います。いまだと、リアルな参加者とその知人(まぁ、知人が多い人たちだからそれでも意味あるのかもですが)のみが楽しめてて、勿体なさもちょっとありますよね。
ファッションは興味の度合いが人によってだいぶちがうので、わかりませんが・・・。
パパママもいいですね~!
とにかくこの企画を実現しちゃったyasuyukiさんカコヨス!でした。
投稿情報: l11a | 2010/03/15 23:58
うわあ、是非誘ってください!そして、子供は保育園なので平日なら一人参加できます!!!
投稿情報: Mutsumi | 2010/03/17 13:20