前回のがん患者さん、家族の方のお話を聞く「生活目線でがんを語る会」の2回目を先週の木曜日にやりました。サポートしてくれたみなさん、登壇してくれた内野先生、大谷先生、参加してくれたみなさん、ありがとうございました。
元々はあまのゆかの経験をなんとかできないかなーという思い付きから始まった勉強会ですけど、今回は思いっ切り個人的な趣味で放射線医療の最新情報について、現役の医師、医学物理士(っていう職業?も初めて知りましたw)からお話を聞きつつ、分からない部分を質問するといういつものスタイル。途中で10歳の可愛い女のコと無駄話しつつ、先生方から放射されるものすごい量の情報をあっという間のスピード感で差し出してもらったという感じ。今まで以上に圧倒的な情報量。なんせX線の写真から食道の写真、頭蓋骨の断面から照射器の動画まで普段見られない情報が山盛り。
特に実際に機材が動いて見えるところとか納入業者さんでも見せてもらえないんじゃないかと思うほど。
当日の保存されてるUstreamはココです。http://www.ustream.tv/channel/cancer-talks
ここには第1回目の録画も入ってますが、第2回目の前半と後半というやつを見てください。
前半:http://www.ustream.tv/recorded/10930386
後半:http://www.ustream.tv/recorded/10930859
Twitterのまとめはココ。http://togetter.com/li/70397
今回の勉強会で分かったのは「医師〜患者」という関係の中では見えてこない情報がイッパイ有って、それこそ予備軍たる我々が意識して情報を取りに行かないといけないんだなぁということ。逆に言えば、こういう風に医師や現場の人に語ってもらえる機会を作れば意外と情報って流れ始めるんだなということ。やっぱりさぁ、聞いてみたいじゃん?今の医療ってどうなってんですか?って。自分が病気になる前にw
しかし、その後の懇親会でも先生が力説されてましたけど、日本ってどうしてこんなに医師が虐げられる国になっちゃったんでしょうねぇ。もう少し、お客さんという意識は捨てて一緒にこの「儘ならない身体」ってやつを何とかする共同パートナーっていう感覚を持ったほうがイイと思う。
自分が医師と同じくらい知識と経験を持ってるなら分かるけど、結局我々は素人でしかない。だとすれば、プロに如何に気持よく仕事をしてもらうかを考えたほうが結果的には良いのかもしれないと本気で思った。で、パートナーなんだからちゃんと分かりやすい平易な言葉で、状況を対策を考え方を教えてくれと。こういうのってどこの業界でも同じかもね。
ということで今回は、サポートしてくれたあまのゆかさんと尾上淳さんにだいぶお世話になりました。Ustreamでいつもお任せしちゃってるシスコシステムズさんの大木さんもありがとうございました。どうやら3回目をやることになりそうなので、また長い目でお待ちください。
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