今朝、なんとなくTwitterのタイムラインを見てふと呟いたこれ。
うーん、結局誰かの分類に頼るんなら、どこかでサチる気がするけどな。RT @dentomo: 最終的には文脈をソーシャルに定義していく方向になると予想 検索システムでは「読みたい本」に出会えない (元のTweetはこれ)
元ネタはここね。日経BPさんの記事。『検索システムでは「読みたい本」に出会えない 名編集者が語る「知的欲求を満たす推薦機能」』ということで松岡正剛さんが大日本印刷と共同で「推薦機能」を作るのだ!というハナシ。
データを死ぬほど集めて検索で大当たりしたGoogleさん、本から始まって何でも売り始めたAmazonさんのいわば「データこそが生命!」つまり「クラウドコンピューティングってそのためにあるんじゃね?」な手法はいわばデータ至上主義だったわけですね。
ところが実際にお買い物をする時に参考にするのって「知り合いのクチコミ」だったりするわけで、そういう「好きな人が好きっていうそれが大事」というエモーションが実はとても大事だったりするのかなと思うわけです。
ところが無記名のユーザーがクリックしたデータを大量に集めたところであんまり意味が無いというかノイズにしかならない。Amazonのレコメンデーションだってみんなそんなにマジメには見ないでしょ?いつもTwitterで@してるユーザーがオススメしてるなら別だけど。たとえ松岡正剛さんとかダンコーガイさんがオススメしたとしてもいつもいつもソレばっかりじゃ飽きちゃうよねぇ。セレンディピティが無い。サチるって書いたのはそう言うこと。
無名人だけど、思い入れ(つまりエモーション)でちょっと読んでみようかな?にするためのアプローチとしてスゴ本オフというのはアリだと思ってます。はい、手前味噌です。
ということでユーザーを実名で顕在化させ、その人の「いいね!」や友だち関係を数値化するFacebookさんがそういうエモーション重視なアプローチには一番イイ立ち位置にいるのかなと。ま、あんまり書籍販売には興味なさそうだけど。
で、そのFacebookさんがこれから何処に行こうとしてるのかなー?を知るにはココ覗くと面白いです。Facebookの求人コーナー。
ということでお昼のメモでした。
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